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ドトールに行って、コーヒーのお供は
ジャーマンドックにしようか、それとも
ミラノサンドにしようかと迷っていた。
後ろに並んでいた若いカップルも何を注文しようかとキャッキャッ、キャッキャッと楽しそうに相談していた。
ニキビ面の男が、ジャーマンドックとジャーマン・スープレックスを絡めた駄洒落のような事を言っていた。
女はジャーマン・スープレックスそのものが何のことだか判っていないようだった。
男は2回同じ事を言ったが、女がウケる、ウケないのレベルではないと悟り、ジャーマン・スープレックスの事について説明をし始めるのだった。
遂にモヤモヤしてモワモワするような状態に入った。
どうしても迂回することはできないし、したくもない。
モヤモヤしてモワモワ前にエントリーしていたレースが2つある。
一つは6/30に行われる『第2回 日本百名山・両神山麓トレイルラン』の20km。
もう一つは翌週7/7の『第19回8時間耐久レースin所沢』だ。
両神山麓トレイルランはほぼDNS確定か。DNSだろうな、うん。
所沢はまだ判らないが、無理矢理出ることは絶対に無いだろう。
まあ、この2つのレースについてはこんな状態だが、あらためて気合が入ることも出てきた。
「よっしゃ!行くで」そんな感じだ。
でも無理な抵抗はしない、ありのままに受け入れるのだ。
こんな時は五木寛之の本が最高に助かる。
五木寛之のエッセイはもうかれこれ十何冊も読んでいるが、基本的にいっつも同じことを言っている。
超、安心する。
最新作の「無力」でもやっぱりアノの数の話をしていた。
もうこの話は「生きるヒント」あたりからずっとだ。
今年なんてアノ数がここ最近の数を大きく下回っていたので、どういう反応に出るか、かなり興味があった。
そして、いつもどおりの対応をしていたので「さすが、ブレない人だ」と感心した。
人の意見でコロコロ態度を変える僕にとって、そのブレなさ加減は尊敬に値する。
でも僕はまだ、ジャーマンドックにしようかミラノサンドにしようか迷っていたので、五木になることはできない。
と、オチが見つからなかったので無理矢理シメるのだった。
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