サッカー日本女子代表（なでしこジャパン）は6月20日、ベストアメニティスタジアム（佐賀）
で国際親善試合、ニュージーランド女子代表戦に臨み、１－１で引き分けた。
前半終了間際に宮間あやのまさかの退場劇などアクシデントがあり、日本は１点のリード
を守り切ることはできなかった。
スターティングメンバーには澤穂希、宮間、阪口夢穂らが名を連ね、ロンドン五輪以来の
ベスト布陣を組んだ。
前半序盤はニュージーランドが主導権を握る展開。開始１０分まではボールを保持できな
かった日本だったが、徐々にペースをつかむ。
すると前半２１分、右サイドの有吉佐織からのアーリークロスを大儀見優季がピンポイント
で合わせ、先制点を奪う。
その後は日本がゲームを支配し、そのまま前半を終えるかと思われたが、終了間際に宮間
がレイトタックルで２枚目の警告を受け退場に。
日本は１点リードも、１０人での戦いを強いられた状態でハーフタイムを迎える。
後半は１０人の日本が苦戦。
序盤からニュージーランドに押し込まれる展開が続く。
劣勢に立たされた日本は後半３８分、サイドからのクロスをロンゴに押し込まれ、同点に追い
つかれる。
その後、日本は勝ち越し弾を目指すが、得点を奪えず試合はそのまま終了。
１－１の同点に終わった。
なでしこジャパンは試合後に渡欧し、２６日にイングランド、２９日にドイツと対戦する。
２１日に欧州遠征メンバーの１８名が発表される。
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