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傷心のミケルソン、全米オープンで6度目の2位

男子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、第113回全米オープン選手権(2013 US Open Championship)で大会通算6度目の2位に終わったフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)は16日、ジンクスを打ち破るのに最大のチャンスを迎えていた今回の痛手が1番大きいと語った。 この日43歳の誕生日を迎えた米国が誇るレフティーは、英国のジャスティン・ローズ(Justin Rose)にメジャー初制覇を許し、オーストラリアのジェイソン・デイ(Jason Day)と並んでまたしても2位タイに甘んじた。 「私にとって今大会が最大のチャンスだった。最終ラウンドを迎えるにあたって自分の調子や位置を踏まえても確かな手応えを感じていた」 「今回が1番つらいかもしれない。43歳という年齢もあるし、これまであと一歩のところで5回も優勝を逃していたが、(勝てていれば)大会の印象も一変していただろうし、過去の成績に対する捉え方も変わっていただろう。それが叶わず、悲しい思いを味わい続けている」  同一のメジャー大会における2位の回数としては、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏が全英オープン(The Open Championship)で記録した7回に次ぐ歴代2位となる。メジャー通算18勝を誇るニクラス氏は全英オープンでは1964年、67年、68年、72年、76年、77年、79年の大会で2位で終わっている。  しかし、重大な違いはニクラス氏がその全英オープンで66年、70年、78年に3勝を挙げていることだ。 「もし私が今日勝っていたり、いずれ勝つことがあれば、大会を振り返った時にこの記録も好意的に見ることができる」 「もしこの先も勝つことがなければ、全米オープンのことを思い出すたびに心を痛めた記憶がよみがえるだけだ」 一方、6バーディー、3ボギーの67。厳しいコース設定の最終ラウンドで、今大会最少タイ。松山の表情に満足感があふれた。  「難しいコースを体験できたことはいい経験になった。最終日にとても良いゴルフできて、大きな自信になった。このようなプレーをもっとたくさんしていきたい」  プレーが充実すると“悔い”も印象深く残る。「17番と18番でバーディーパットをミスした。思い描いたパットができなかった」  それでも通算7オーバーで10位。賞金も16万8530ドル(約1600万円)と来年の出場権を得た。「このようなゴルフを続けていくことができれば、優勝争いに加われると思う」。大きな収穫を手にした21歳の松山は、次を見据えていた。

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