【全仏オープン 女子 決勝】
全仏オープン大会14日目 女子シングルス決勝戦
第1シードのセレナ・ウィリアムス(アメリカ)と、全仏2連覇を狙う今大会第2シードのマリア・シャラポワ(ロシア)の戦い。
最初に主導権を握ったのはシャラポワ。
試合序盤から的確にコーナーをつく攻めのプレーでセレナに攻め入る隙を与えず、いきなり第1ゲームをブレイクする。
そしてそのまま第2ゲームをキープしシャラポワが2-0とする。
もしや、このままシャラポワが逃げ切り勝つのではないかと誰もが思った。
しかし、シャラポワは少し攻め急ぎすぎた。
相手にペースを握られまいと、序盤から飛ばしすぎて早くもミスが目立ってきた。
第3ゲーム、大事なとこでのダブルフォルト。そしてそのままゲームを落とし、次もセレナにサービスゲームをキープされ、あっという間に2-2の同点。
その後も両者の鋭いショットが冴えるなか、やはりここでもミスをしたのはシャラポワ。
今大会、シャラポワは決勝まで勝ち上がってきたものの、決して楽な試合ではなかった。
というのも、ストロークの精度が定まらずミスを連発。ダブルフォルトも多かった。
そして、さらに運の悪いことに一方のセレナは、今大会ここまで絶好調。
これまた女子とは思わせない、、190km後半のサーブと強打でシャラポワのミスを誘う。
最後まで互いに攻め続けたが、決め手となったのは、やはりシャラポワのミスだった。
全仏オープン 2013 女子シングルスを制したのはセレナ・ウィリアムス。
6-4、6-3で見事ストレートでシャラポワを下し、2002年以来実に11年ぶりの全仏優勝だ。
そしていよいよ明日は、男子シングルス決勝!!
前人未到の全仏8度目の優勝を狙うR.ナダルとD.フェレールのスペイン勢同士の対決だ!!
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