サイクル・ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランス第100回大会が開催中です。 今回はキリのよい100回目の大会ということで、フランス国内のみを走るコース設定と 最初の3日間はコルシカ島内を走るというのが、ちょっと面白い点かと。 そして、ユーロップカーの新城選手が全日本チャンピオンとして出場する、というのが 何より楽しみなところです。 新城選手の特製チャンピオンジャージは、チームプレゼンには間に合いませんでしたが 開幕までに無事届いたようで、しっかり日の丸を背負っての出場となりました。 背中に日の丸が付いている(今回のデザイン)と、中継でも遠目にわかり易くて良いです。 レースの方は、昨日(第4ステージ)からフランス本土内に移っていますが 今回のツールは、何しろ最初の第1ステージからして、波乱の展開。 チームバスがゴールゲートに突っ込んで嵌るわ、ゴール地点の再三の変更で混乱するわ その影響で有力選手の落車が相次ぐわと、予想外のトラブル続きで、ご立腹な方々も。 ですが、ツールはコース上の景色も楽しみのひとつなので、トラブルがあろうとも そちらは充分堪能できます。 コルシカ島はさすがリゾート地だけあって、沿道は見事な景観が続いていました。 海がとても美しく、不思議な岩山など変化に富んだ地形が面白そうな感じ。 そういえば、中継でちらりと映った、黒い鳥の置き物(お風呂に浮かすアヒルの大きい版?)が 妙に可愛かったのですが、あれは一体何だったのでしょう? そして、本日第5ステージは、ニースからマルセイユまでの南仏コース。 なんとスタート直後からの6人の逃げ集団の中に、新城選手の姿が。 スケジュール的に相当キツイでしょうに、今日も元気な新城選手。 今日は今ツール中で2番目に長いコース(228.5km)とのことで、しかもアップダウンが続くため 美しい風景とは裏腹に、なかなか大変そうなステージです。 どこまで逃げ切れるか、これはもしや新城選手のステージ優勝なんてことも・・・ などなど、楽しみなような、ハラハラするような、で目が離せません。
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