バルセロナが以前から獲得に関心を示していると
言われている、パリ・サンジェルマンに所属するチアゴ・シウバに
具体的な額を提示したオファーを用意している模様。
バルセロナは昨季、
DFカルレス・プジョルやMFハビエル・マスチェラーノが
シーズン終盤に負傷離脱したことを受けて、
守備陣の人材難を露呈した。
そのため、この夏のセンターバックの補強を第一目標としている。
チアゴ・シウバ獲得の資金として、3200万ユーロを用意しているが、
ブラジル代表FWネイマールの獲得に5700万ユーロという
膨大な資金を使ってしまったため、資金調達のために売却も視野に入れている。
放出候補となっているのは、MFチアゴ・アルカンタラと
FWダビド・ビジャの二人だ。
ビジャにはトッテナムやアーセナルといったプレミア勢が獲得に前向きであり、
チアゴにはマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンなどの
クラブが関心を示している。
バルセロナはビジャの売却によって、1500万ユーロ
チアゴの売却によって、1800万ユーロの収入を見込んでいるという。
チアゴ・シウバの代理人、パウロ・トニエット氏は、
獲得を望むならまずはクラブ間で話し合うべきだと主張した。
同氏は、
「バルサのようなクラブに対して、“ノー”ということなんてできない。
我々は馬鹿じゃないんだ。
だが、これはチアゴ次第じゃないんだ。クラブ次第なんだよ。」
とコメント。
バルセロナは同選手の移籍金として、
3200万ユーロを準備しているが、昨夏ミランから移籍したチアゴ・シウバには、
4000万~4500万ユーロの移籍金が必要とされる。
うまく選手を売却しつつ、補強資金を集めなければ、
獲得は難しいだろう。
チアゴ・シウバは先日行われたコンフェデレーションズカップにも
主力として出場し、ブラジルの優勝に貢献した。
世界No1DFとも評される同選手がバルセロナに加入すれば、
欧州チャンピオンの称号の奪還も夢ではないだろう。
↧