朝日新聞デジタル(2013年7月3日配信)、「車いすの大学生をドラフト指名 ダイヤモンドバックス」より。
大リーグドラフト会議で車いすの大学生が指名された。
指名されたのはアリゾナ州立大野球部のコリー・ハーンさん(21)で、ダイヤモンドバックスのドラフト34巡目。
ハーンさんは18歳以下米国代表に選出されるほどの優秀な外野手で、一部のメディアには「カリフォルニアのミスターベースボール」と呼ばれており、卒業時に大リーグのパドレスからドラフト26巡目で指名されたが、アリゾナ州立大への進学を選択。
大学進学後、試合で二塁に頭から滑り込んだ際、相手選手と衝突して首を骨折。下半身不随となり、選手生命は絶たれることになるが、彼は懸命にリハビリに取り組み、車いすでグラウンドに戻り、学生コーチとしてチームをサポートしてきた。
そんな彼の野球への前向きな情熱をダイヤモンドバックスが高く評価し、球団職員として今回の指名に・・。
デリク・ホール球団社長は「ハーンを獲得できたことをとても誇りに思っている。彼の話が出た時、考えるまでもなく、喜んで指名したいと思った」と語っている。
>>大リーグでは、グラウンドでプレーする人だけではなく、サポートする人をもドラフト指名するようですね。ドラフトで指名されることは、本当に喜ばしいことでしょう・・。
好きなことに向かって一生懸命努力してきた姿が認められる。どこかに、そういう姿をきちんと見てくれている人がいるのですね。
↧