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サッカーの神様をさがして  その4

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サッカーの神様をさがして

 1993年5月15日、ヴェルディ川崎対横浜マリノス。そう、日本にプロのサッカーリーグ(Jリーグ)が始まった記念すべき日です。今から20年前の話です。長崎でのJリーグ開幕戦は、それより約2ヵ月後の7月3日、横浜フリューゲルス対ヴェルディ川崎。チケットが取れず、観戦ができないにもかかわらず、諫早の独身寮の仲間と県立総合運動公園陸上競技場に行ったことを今もよく覚えています。そして、同年10月28日、ドーハの悲劇。サッカーの神様は日本に微笑んでくれませんでした。その後、1999年に横浜フリューゲルスが消滅してからは、長崎ではJリーグの試合を見ることができなくなりました。
 ところが、2005年、長崎にJリーグを目指すチームを発足するとの発表。これは応援しなければと、チーム名公募にも応募しました。応募したチーム名は「ラテスカ長崎2005」。カステラにちなんだ名前です。残念ながら採用はされませんでしたが、今もブログ名として使用しています。387通の応募から選ばれたのは「V・ファーレン長崎」。ここから、V・ファーレン長崎のサッカーの神様を探す長い道のりの旅が始まりました。
 2005年、九州リーグからのスタート。今のロアッソ熊本(当時ロッソ熊本)、ギラヴァンツ北九州(当時ニューウェーブ北九州)もこのリーグに一緒にいました。残念ながら長崎は3位で全国地域リーグ決勝大会への進出はなりませんでした。優勝はロッソ熊本。さきにJFLへと昇格していきました。
1 九州リーグ.JPG
 勝負の年の2年目、2006年。九州リーグで見事、優勝し、全国地域リーグ決勝大会への進出を決めました。この全国地域リーグ決勝大会(以下決勝大会)は、全国各地域リーグから進出したチームが4グループに分かれて予選ラウンド(リーグ戦)を行い、各グループ1位だけが、決勝ラウンド(リーグ戦)へ進出でき、さらに決勝ラウンド上位チームが、JFL(日本フットボールリーグ)に昇格できる大会。レンタル移籍の選手を加入して迎えた地元、島原市での予選ラウンドは、新加入選手の活躍もあり、他の2チームを圧倒、数日後に大分で開催の決勝ラウンド進出を決めました。この2試合を見た私は昇格は間違いないものと信じていました。しかし、優勝候補と目されて挑んだ決勝ラウンド、急造チームは土壇場に弱かったです。1日目、ファジアーノ岡山に1-3、2日目、TDK(現ブラウブリッツ秋田)にPK負け。3日目、2006年12月3日、いても立ってもいられず、大分へ向かいました。
2 地域決勝大分.JPG
 FC岐阜相手に3点差で勝てばJFL昇格も可能であったこの試合でしたが、1-2で敗れ3連敗。4チームのうちV・ファーレン長崎だけが取り残され、サッカーの神様は長崎に微笑んでくれませんでした。あの時の選手は現在のチームにはもういませんが、あの時、選手たちが流した涙は一生忘れません。私もこの時の悔しさがあったから、試練を与えられた日々の中でも、今日まで応援してきました。
 2007年、新監督を迎えるも開幕前に解任。岩本監督が復帰し戦うも、8月12日、長崎市かきどまり陸上競技場、決勝大会進出に必要な2位以内をかけたニューウェーブ北九州(現ギラヴァンツ)との戦い。かつて、ヴェルディ川崎にもいた藤吉選手にドリブル突破され、失点し0-1で敗れ、2位以内の可能性が消滅。この試合も今も記憶に残る悔しいものでした。
 2008年、東川監督を迎え、「すべてを懸ける」この年。非常に苦しみながら、何とか2位で決勝大会進出を決めました。11月、高知での決勝大会予選ラウンドに県庁のJリーグ推進班の知人と向かいました。初戦、アイン食品に4-0と快勝。予選ラウンドの山場とみられたカマタマーレ讃岐戦。今もV・ファーレン長崎にいる有光選手らの活躍により2-0と勝利。先制点を決め、チームメートと喜ぶ有光選手の笑顔。会心のベストショットでした。
3 地域決勝高知_edited-1.jpg
 この勝利で決勝ラウンド進出とJFL昇格を確信した私は一人、長崎へ戻りました。石垣島での決勝ラウンドにはさすがに行くことはできませんでしたが、2位で見事、JFL昇格を決めました。
 2009年、JFL初年。衝撃が走りました。JFL昇格に導いた監督が成績不振を理由にシーズン途中に解任。しかも、県立総合運動公園陸上競技場が翌年から国体に向けて改修されるため、Jリーグ基準を満たすスタジアムがないことなどから、Jリーグ昇格を断念することに。2010年、佐野監督を迎えるも2011年までスタジアム問題等で昇格断念。2011シーズンの観客席はこれまでに無いほど閑散としていました。
 そして、満を持しての2012年。早々にスタジアム問題はクリア。観客動員も順調に平均3000人以上を維持。残る経営問題も増資計画でクリア。このシーズン、ホーム戦負けなしと、ホームで勝てなかったチームは大きく成長し、JFL優勝、J2昇格を決めました。残り2試合となった横浜でのYSCC戦、これまでの呪縛から解き放たれたかのように選手たちは躍動。3-0と快勝し、優勝をほぼ確定付けたこの試合は感動ものでした。サッカーの神様はやはりいるんだと感じた瞬間でした。
4 YSCC戦.JPG
 今年、J2初年、開幕戦はアウェイでファジアーノ岡山との対戦。長崎にとってJ開幕戦かつ2006年の雪辱をとの気持ちから応援バスツアーに友人と参戦。残念ながら、引き分けで、弾丸ツアーもきつかったですが、初得点、初勝点を体感できました。
6 J1開幕 岡山2.JPG
 アウェイには、年に1~2回の旅行として行っています。将来的な夢としては、何年かかるかわかりませんが、Jチームのホームスタジアムを全て制覇したいと思っています。
8 神戸戦.JPG
 ホーム戦は、九州リーグ時代から、お得なシーズンチケットを買っています。口蹄疫が発生した2010年の様に全く行けなかった年もありますが・・・・
7 県総 ガンバ戦.JPG
 今シーズン開幕前、サッカー雑誌での予想では、FC岐阜と並びJ3降格候補。私もJ2残留が目標と思っていましたが、今シーズンを折り返した6月29日現在、10勝5敗6分で3位をキープ。予想外の躍進。選手たちは頑張っています。
 よく、「知っている選手がいないから」、「有名選手がいないから」、「J1じゃないから」と聞きますが、1、2度行くと選手を憶えることはできます。また、みんなで応援して有名選手にしましょう。そして、J1にあげましょう。駐車場問題などで観客数は伸び悩んでいますが、スタジアム内は熱気があふれています。まだ行ったことない方は、一度行ってみてください。一度行って病みつきになった人は何人もいます。ぜひ、スタジアムで会いましょう。サッカーの神様をさがすために。


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