こんにちは。
なんとも残念なニュースです。
オルフェーヴルが宝塚記念回避決定
今月23日に行われる、宝塚記念に出走予定だった、オルフェーヴルですが、
今朝、EIPH(運動誘発性肺出血)を発症していることが判明したということです。
この結果、非常に残念ですが、宝塚記念の出走を断念。
放牧しながら様子を見、凱旋門賞など今後のことについて検討されるとのこと。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
オルフェーヴルといえば、2011年の皐月賞、東京優駿、菊花賞、有馬記念、そして去年の宝塚記念と、
計5勝を成し遂げている、名実ともに最高クラスの日本代表馬です。
ちなみに、オルフェーヴルはフランス語で金細工師、という意味らしいですよ。
今年の宝塚記念連覇を目指していましたが、このような結果になってしまい、
落胆された競馬ファンの方も多いのではないでしょうか。
さて、この運動性誘発肺出血(Exercise Induced Pulmonary Hemmorrhage)とは、
競技用馬が激しい運動をしたときに発症する肺からの出血のこと。
原因は諸説あるようですが、肺の毛細血管が運動による血圧上昇で破綻するのが有力な説らしいですね。
発症してしまった場合、運動能力が落ちてしまう他、運動のたびに再発を繰り返してしまうらしく、
競走馬にとっては致命的だとか。
止血剤や抗生物質などで症状は抑えられるらしいですが、なんとも心配ですね。
早く元気になって、全国のファンにまたその勇姿を見せて貰いたいものです。
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