札幌ではなく東京ドームで日本ハムの主催で行われる対ソフトバンク戦。日本ハムの先発は18歳の“二刀流”ルーキー大谷。ソフトバンクの先発は、裏金を積まれてオリックスのドラフト指名を拒否し自由枠で入団した33歳の新垣。
ソフトバンクは1回表と2回表、それぞれ1点を取り2-0とリードします。
しかし日本ハムも3回裏2アウトから中田翔が19号ソロを放って1点差に追い上げます。
さらに5回裏、陽の7号ソロで同点に追い付くと、アブレイユも19号ソロを叩き込んでついに逆転します。新垣は5回5安打4四球3失点とボロボロの内容でKOされました
ソフトバンクは6回表ノーアウト1、2塁と絶好のチャンスに3番内川がサードゴロ併殺打。2アウト3塁となりますが、その後タイムリーが出て再び同点となります。大谷は6回4安打3失点と試合を作って降板します。
7回表には矢貫が登板。ソフトバンクは2アウト1、2塁とチャンスを作りますが本多が三振。勝ち越しはなりません。8回表は増井が登板。先頭打者を出すものの、続く4番松田をピッチャーゴロ併殺打に打ち取ります。
これに対し日本ハムは8回裏、ソフトバンク4番手の岩崎翔を攻め、2アウト走者無しから陽が四球で出ると代打ホフパワーが5号2ランを叩き込んで勝ち越します。
9回表は武田久が登板。味方のエラーもあって2点を失い同点にされてしまいますが、なおも2アウト1、3塁の大ピンチには3番内川をショートゴロに打ち取り、何とか同点で食い止めます。
10回表は宮西がノーヒットに抑えます。
そして10回裏、小谷野が二塁打で出塁し、鶴岡慎也の送りバントをファースト中村晃が一塁に悪送球。この間に小谷野が生還し、劇的なサヨナラ勝ちとなりました
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