ナダルVSフェデラー戦を見たかった。そして決勝カードは錦織VSフェデラー・・・だと素晴らしいのに。 それにしても気になるのが、緒戦敗退が昨年度から続いている事だ。一体どうしたというのだろう? ナダルが緒戦で敗退してしまったのはこれで2回目。今年のウィンブルドン大会では1回戦負けとなってしまったが、去年も2回戦で敗退してしまったことがまざまざと思いだされた。 あの時は試合中に膝を痛めたようで、その敗戦のショックもあったのだろう、療養と復活のためのトレーニングなどで、その後1年弱もの間試合から遠ざかっていた。 今年に入って7勝して、先の全仏では見事優勝!われらの錦織も4回戦で一蹴されてしまっていた。ウィンブルドン大会に入る前は、ナダル絶好調だったとテニス界の誰もが認めていた。 それなのに1回戦敗退とは・・・。 対戦相手のスティーブ・ダルシスという選手は、現在世界ランキング135位。年齢は29歳。ビッグ4と呼ばれる別格のひとりであるナダルも、グランドスラムの緒戦を戦うことは難しいということなんだろうか。 あるいは、全仏で8回目の優勝をもぎ取り、その余韻に浸っている。その全仏からわずか2週間余りでは、ウィンブルドン大会に気持ちが切り替わらない。そんなところもあるのかも知れない。 ぼくらテニスファンは勿論だが、ウィンブルドン大会運営者は今回のナダル緒戦敗退をどんな気持ちで受け止めているんだろうか? フェデラーほどではないがビッグ4の一角のナダルの人気はやはり凄いものがあるわけだし、観客動員数にマイナスな影響などやきもきされている事だろう。 錦織選手を初めとして、他の出場選手らにもこれからのウィンブルドンを盛り上げていって欲しいものだ。
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