Quantcast
Channel: So-net blog 共通テーマ スポーツ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 131223

統一球 変わった 2013 検証

$
0
0
2013年,今年のプロ野球の「統一球」が変わったことを選手や ファンに一切知らせることなくここまでシラを切ってきた日本 野球機構について語ります。 6月11日,プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は2011年 から導入してきた「統一球」を2013年の今季開幕戦から変更して いたことを認めました。つまり,昨年より「飛ぶボール」になって いたのです。 仙台市内で行われた労組・プロ野球選手会との事務折衝で 指摘を受け,経緯を説明しました。選手会や各球団にも通知せずに 製造元のミズノには“口止め”を依頼するなど意図的に「統一球」が 変わったという情報を隠していました。「統一球」は加藤良三 コミッショナー(71)の号令で導入されただけに、責任を追及 されることは必至だ。 嶋基宏会長(楽天)の初仕事となった選手会側はこの日、「明らかにボール が変わっている。インセンティブ契約を結んでいる選手にとっては 労働条件にも関わる」と問題を提起。すると、予想外の回答が返ってきた。 <検証> 両リーグのアグリーメントでは「試合球の平均反発係数は0・4134 ~0・4374」と定められているが、昨年は下限を下回る検査結果が 何度もあり、最も低い平均値は「0・408」だったという。つまり、想定以上 の「飛ばなすぎるボール」になっていたということです。 また、統一球が導入された時には,従来のボールとの飛距離の差は「1 メートル」とされていたが、外部機関が独自に実施したテストでは「3メートルの 差が生じる」とする結果が出たこともあるという。 これらの検証結果に、NPB側は昨夏、ミズノに対して、反発係数を下限に 近づけるように要請。その上で同社には他言しないように依頼したという。 昨年まで試合球として使っていた「飛ばなすぎるボール」は2013年今春の オープン戦までに“在庫処分”し、今季の開幕戦からは規定の範囲内の試合球 を使用。6月の検査では平均値が「0・415~0・416」に収まっていたという。 下田事務局長は「(昨年の試合球は)問題なので、(ミズノに)調整をお願いした。 (反発係数を)下限に合わせるというコンセプトは変えていない」と主張。 しかも、選手会から指摘がされなければ、「公表するつもりはなかった」と話した。 これらの経緯はすべて、加藤コミッショナーも了承しているという。 いったい,なぜ隠ぺい体質が維持されているのか?

Viewing all articles
Browse latest Browse all 131223

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>