異色の"市民ランナー"川内優輝(26)。
相変わらず超人的ペースで競技会へ参加し、良い結果を残しています。
「5月はハーフマラソンを5本。
6月は、2日の千歳JAL国際マラソン優勝を手始めに
8月のモスクワ世界陸上に向けて
フルマラソンを中心に参加するようです」(スポーツ紙記者)
世界中の大会に次々と参加し、日本陸上界で最も有名になった彼のお蔭で
「彼が勤める埼玉県庁の評価はウナギ登りです。
休眠状態だった陸上部にも、県庁内の韋駄天自慢が次々に入部。
駅伝チームを作ったら、エスビー食品陸上部(現・DeNA)にも勝てるんじゃないか
ともいわれています」(専門誌記者)
そんな川内に対して、県は今年1月に功績を表彰。
ただし、全面的に支援しているように見えますが、それは表向きだけのようです。
「実際には県の理解は低くバックアップは皆無に等しい。
同じ公務員でも、自衛隊や警察のスポーツ選手とは天と地の差です」(前同)
資金面もそうですが、本人にとって、より切実なのは時間的な制約だそうです。
「勤務時間についても優遇措置はありません。
日曜に北海道でフルマラソンを走って、月曜日の朝の飛行機で埼玉に帰り
午後一番には職場の定時制高校に出勤といった調子ですよ」(同)
せめて世界陸上ぐらいは
特別配慮をしてあげて欲しいものです。
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