２０１３コンフェデ杯１次リーグ・イタリア戦

ブラジル戦とは違って勝てる可能性があっただけに、引き分けならまだしも負けてしまったのは残念・・というかこのあたりが壁なのか。 特に痛かったのは２失点目の吉田のプレー。時々、大ポカする印象を強く持っている選手なのだが、あんなところで無理したら失点に直結するのは当たり前。あれで日本の優位が一気に崩れてしまった。 序盤から日本が積極的に仕掛け、動きの悪いイタリアを押し込む流れでラッキーなＰＫを獲得。 キッカーが本田で、まさかまた真ん中？と思っていたら普通に右に蹴って先制点。解説も言っていたが、真ん中に蹴るイメージがブッフォンにもあったのでないだろうか。一瞬遅れていた。 更にＣＫの混戦から今野が残したボールを、香川が反転してボレーシュート。綺麗に決まって追加点。ようやく香川に待望の得点が生まれた。 ２－０になってからイタリアも重い腰を上げ、いくつかチャンスを作った後のＣＫを一発でデロッシが決めて追い上げる。素早いスタートに日本がついていけなかったのが主因だが、油断が過ぎた。 そして、後半開始早々、吉田のルーズな対応から折り返されたクロスが内田のオウンゴールとなって同点。本当に痛い。 気落ちした日本は長谷部がアンラッキーなハンドを取られてＰＫとなり、バロテッリに決められて逆転を許す。ＰＫ自体は微妙な判定だが、日本側もラッキーだったのでこれについてはイーブンと言える。 普通ならこのまま負けてもおかしくない状況だったが、イタリアの疲労度も高く、日本も諦めなかったおかげでチャンスが生まれた。 右サイドで得たＦＫを遠藤が蹴り、岡崎がピタリと合わせて同点。意地は見せた。 逆転されてからの同点、イタリアの疲労度、アウェーながら観客の後押しもあって勢いは完全に日本。もしや再逆転してしまうのでは、と一瞬思わせはしたものの、結局、ミスからお手本のようなカウンターを喰らって一撃で沈められた。 とにかく日本のシュートがポスト・バーに当たるシーンが多かった。そこが決定力と言ってしまえばそれまでだが、どこかで一本決まっていたら日本が勝っていたのか、それとも決まっていたならばいたでイタリアがそれを上回る試合運びをやってのけたのか。 どうもピリッとしない試合ぶりを見ると後者のような気もするが。 あと、ハーフナーはいい加減見切ったらどうか。足の止まっている相手と一緒に止まったままではボールも来ないし、また来たとしても競り勝てないだろう。乾を入れてかき回した方が面白かったのではなかろうかな。 メキシコ戦は消化試合になっちゃったねえ。 ↓いつもありがとうございます。よかったら応援して下さい。
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（以下、個人的まとめ） 【２０１３コンフェデ杯１次リーグ①06/19(水)[現地]】(19:00[日本7:00]KickOffイタリア/曇り一時雨) 【スコア】イタリア　４－３　日本　(前１－２　後３－１)　 【主審】ディエゴ・アバル(主審：アルゼンチン) 【得点】 (日)前21分　ＰＫ　本田左 (日)前33分　今野→香川　左 (イ)前41分　ＣＫピルロ↑デロッシ　Ｈ (イ)後05分　オウンゴール (イ)後07分　ＰＫ　バロテッリ　右 (日)後24分　遠藤↑岡崎　Ｈ (イ)後41分　マルキジオ→ジョビンゴ　左 【警告】 (日)長谷部２(後7分)、今野１(後45分) (イ)ブッフォン１(前20分)、デロッシ２(前36分) 【メンバー】(ザッケローニ監督) (スタメン)川島、長友、今野、吉田、内田→73酒井宏、c長谷部→92中村憲、遠藤、本田、香川、岡崎、前田→89ハーフナー・マイク (控え)西川、権田、栗原、伊野波、酒井宏、酒井高、中村憲、細貝、高橋秀、ハーフナー・マイク、乾、清武 【MyMVP】-