今年も交流戦が終了しました。優勝したのは福岡ソフトバンクホークスでした。
交流戦前まで絶好調だった巨人や阪神、西武、ロッテが勝ち星を伸ばせない中、ソフトバンクが投打でかみ合った強い野球で制しました。開幕直後は抱えていた不安が的中する形でスタートダッシュに失敗したものの、秋山監督の柔軟な起用と采配がチームをよみがえらせました。
とはいえ全体で見ると今年もパリーグが優勢。リーグでは下位に沈んでいるオリックスや日本ハムも交流戦で復調のきっかけを掴みました。一方でスタートダッシュに成功したチームは開幕からの疲れが出る頃。勢いもやや鈍り、不規則な日程を利用して選手を休ませるケースも見られました。
交流戦中には公式統一球の問題が発覚するなど、混乱も見られました。結果そのものには大きく影響していないのでしょうが、その動揺は大きかったようには思います。その分、現在結果を出している選手と出していない選手の差もはっきり見えてきましたね。
特に投手に不利になったはずですが、それでも結果を出している選手がいますし。これは私見ですが、コントロールやスピードよりも、ボールのキレに重きを置いた投手が結果を出しているように思います。打者はボールの変化に対応したかどうかで結果が違っていますが、やはり自分の打撃を貫いた選手に当たりが戻っているように思います。
ここにきて交流戦の試合数を24から18へ減らしたい、と言う意見がセリーグから出てきました。不規則な日程が負担になっているのもあるのでしょうが、なかなか勝てない交流戦を減らしたいセリーグ側の思惑は明らかですね。パリーグに人気を奪われていると言う被害妄想もあるかもしれません。
個人的には現状維持か、減らすのなら全試合中立開催にするべきだと思いますね。巨人-西武をナゴヤドームで開催したり、阪神-日本ハムは新潟とか。中立地や地方開催に振る事で新規ファンの開拓にも繋がると思うのですが・・・どうでしょうか?
今回は以上です。それではまた。
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