ツールに度々出現する、悪魔の格好をしたおじさんを知っていますか
悪魔のような、真っ赤なタイツに黒いマント、頭には角の生えた帽子、そしてフォークのような槍を手にしています。
また、ジロ・デ・イタリアの時は、赤でなくピンクの衣装を身に付けたりしています。
赤い悪魔は、選手が通ると雄たけびを上げこわーーい顔をして追いかけます。しかし、決して走路を妨害するようなことはありません。
他の観客も悪魔おじさんが大のレースファンであることを知っており、ファンはレースを盛り上げる悪魔が出てくるのを楽しみにしています。
この人の名前はディディ・ゼンフトさん、ロードレース、特にツール・ド・フランスの熱狂的なファンで、ツールの悪魔(El Diablo:悪魔)などと呼ばれています。
ツール・ド・フランス以外にも、ジロ・デ・イタリアや、各地で開かれるメジャーな大会に出現することもあります。
ロードレースファンには広く知られており、彼の登場を期待しているファンも少なくないようです
ロードレースの応援以外に、ときどき変わった自転車を製作することでも知られています。
サッカーのワールドカップの時には、タイヤがサッカーポールで出来た自転車を製作しました。
その他にも、マイケルを追悼し、マイケルをテーマに大きなCDの形をした車輪を使った自転車や、ギターの形をした自転車とか、巨大な自転車、長い自転車など、ユニークな自転車を発表して楽しませてくれます。
ゼンフトさんはドイツ人で、本業は自転車のフレームビルダーです。
これまで100台ほどのユニークな自転車を製作し、ドイツには、博物館まであると言います。
製作したユニークな自転車の中には、世界一巨大な自転車など、ギネスに認められた自転車も7種類ほどあるそうです。
実はゼンフトさん、元はアマチュアのロードの選手だったようです。ドイツのクラブに所属していましたが、残念ながらナショナルチームに入るような成績は上げられませんでした。
ゼンフトさんは、行く先々で一緒に記念撮影を求められる人気者です。
以上、ツールに出現する悪魔おじさんの話題でした。
ではでは。
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続く
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