ソフトバンク3対巨人11
勝ち投手:内海哲也5勝3敗
今日は地上波放送しかなかったし、TV放送が始まった時点で巨人が6点先制していた。
ソフトバンクの先発・山田はもうマウンドにおらず・・・
何でも、初回は坂本のタイムリーにエラー、2回は寺内2ベースの後、四球・死球連発の上阿部のタイムリーが出たということだったけど、こういうことがあるから休日のゲームはBSで放送して欲しかったねえ。
巨人先発:内海も初回失点。
解説者の話を聞きつつ、内海のピッチングを見てたけど、右打者の内角にストレート、スライダー、外角にチェンジアップと言う従来のパターンと違って、ほとんどの球がストレートとツーシームだった。
元々、内海はコントロールがいいというわけじゃないけれど、内角に投げ込むそのスタイルがピッチングを構成していた。
ここ4試合、全く駄目だったけど、バッテリーのボタンの掛け違いから始まった失敗がそのまま自信喪失みたいになってて、ピッチングどころかフォームそのものが縮こまっていたように思えた。
だから今日は、初回は分らないけど、2回以降しっかり右足を踏み出させようとしてストレート系の球を要求して、配球を組み立てていたんだろうと感じた。
解説者も同じようなことを言ってたけど、何か従来のパターンを崩し、思い切ったことをしないと立ち直れないんだろうね。
2回から8回までは被安打3だったということは、ストレート系を投げてフォームが矯正されていったということで、阿部の想いが内海に伝わった結果だったのかもしれない。
9回の失点は、捕手が変わり、そうした阿部の想いが実松に伝わっていなかったということでもあるけれど、実は完全に内海が立ち直っていないということかもしれない。
交流戦は4連勝の3連続完投で終わった。
終わりよければ・・・ということではなく、少しの休みを経てシーズンは再開され続いていくのだから、内海には今日勝って通算100勝達成と言うことじゃなく、自分のピッチングとフォーム、変更された公式球への対処をよく考えて欲しいよ。
絶対にやってもらわなくちゃいけないピッチャーだしね。
打線はボウカー復帰以降、立ち直りの気配。
村田が昨日から力みが抜け、打ち返すバッティングをするいい傾向が出てきた。
これが続けられれば、後は長野の我慢ができるかどうか次第で打線の状況が変わってくる。
亀井の状態と取り組み方の良さは、今日も出ていたし、今年の野手の最高の収穫になるかもしれないね。


