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桐生20秒41…200メートルで19年ぶり高校記録を更新

陸上の男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を記録した桐生祥秀(京都・洛南高)が15日、奈良市鴻ノ池陸上競技場で行われた全国高校対校選手権近畿予選会の200メートルに出場し、決勝を19年ぶりに高校記録を塗り替える20秒41で制した。  予選21秒81、準決勝21秒05、ともに全体1位で決勝に進出した。  今大会は全国高校総体(7、8月・大分)の最終予選で、桐生は既に100メートル、400メートルリレーで出場を決めている。200メートルの自己ベストは今年5月に出した、高校記録に0秒02に迫る20秒59だった。 ジェット桐生が復活した。スタートから低い姿勢をキープ。15歩目で上体を起こすと独走だ。ラストは流す余裕を見せセカンドベストだ。8日の日本選手権では、優勝した山県亮太(21)=慶大=にスタートから10歩目で顔を上げたが「その課題をうまいことできた」と胸を張った。400メートルリレーでも爆発した。先頭の兵庫・滝川二高から5メートル以上差をつけられた6番手でバトンを受けると、末脚が爆発。ゴール直前でまくり切った。レース前に「バトンさえつないでくれたら1位で帰る」と僚友に示した男気を見せつけた。  16日間で20レースを走る過酷ローテも15日の男子200メートル予選、準決勝、決勝で終わる。高校生の大会では、100メートルの9秒台よりも目標に掲げる200メートルの高校記録(20秒57=自己ベストは20秒59)を目指す。「疲れはあるが言い訳にせず、記録を更新したい」。新たなレコードを置き土産に、最高峰国際大会のダイヤモンドリーグ第7戦(30日、英・バーミンガム)男子100メートルに挑む。  “行列のできる最速高校生”に女子生徒が黄色い歓声を上げた。桐生が100メートル決勝を終えると、女子選手が握手を求めて列をなした。女優・浜口順子似の美少女・奈良育英高2年の松本紗依は、「初日(13日)から3日目(15日)まで握手で顔を覚えてもらって、最終日(16日)に2ショット写真を撮ってもらう」と野望を披露。15日には自身の女子5000メートル競歩を控えるが、「パワーをもらった。頑張ります」と健闘を誓っていた。

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