スポーツをビジネスの視点からレポートする英国の月刊誌『SportsPro』。
このメディアサイトで毎年恒例となっている「The World's 50 Most Marketable Athletes2013」が発表された。
いま世界で最も市場価値のあるアスリート50人である。
英国のスポーツメディアが市場価値を認めたアスリートはどんな面々なのか、今年もチェックしてみた。
気になるのは日本人アスリートが入っているかだ。
昨年のダルビッシュ有の代わりに登場したのはユナイテッドでプレーする香川真司。38位にランクされた。
これは日本人としてうれしいことである。
今年のトップ10
1位ネイマール(ブラジル)サッカー1位
2位リオネル・メッシ(アルゼンチン)サッカー3位
3位ローリー・マキロイ(英国)ゴルフ2位
4位ロバート・グリフィンⅢ世(アメリカ)アメリカンフットボール31位
5位ウサイン・ボルト(ジャマイカ)陸上競技4位
6位ノヴァク・ジョコビッチ(セルビア)テニス7位
7位ルイス・ハミルトン(英国)F112位
8位クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)サッカー5位
9位スローン・スティーヴンス(アメリカ)女子テニス圏外
10位ブレイク・グリフィン(アメリカ)バスケットボール6位
1位にランクされたのは昨年同様、ブラジル代表FWのネイマール。
昨年1位に選ばれたのは期待値が含まれたものもあったが、この5月、ビッグクラブ、FCバルセロナと5年契約を結んだ。
この契約に際し、バルセロナがそれまで所属していたブラジルのサントスに支払った移籍金は5700万ユーロ(約74億円)。
ネイマールの年俸は700万ユーロ(約9億円)とのこと。このランキングが昨年ネイマールに与えた1位の評価は正しかったわけだ。
そして今年の2位は同じバルセロナ所属のメッシ。
バルセロナにはサッカー界のみならず世界のスポーツ界の2大スターが在籍することになったのである。
2000年代に入ってすぐの頃、同じスペインのビッグクラブ・レアルマドリードは、
ジダン、フィーゴ、ロナウド、ロベカル、ラウール、ベッカムなど世界のスターが顔を揃え、「銀河系軍団」と呼ばれた。
のちに崩壊してしまったが・・・。
現在のバルセロナにはメッシ、ネイマールの他、シャビ、ダニ、A.サンチェス、といったスターがいる。
ピケやバルデスなど他の選手のアクも強いし、スターが増えすぎる点も心配で、クライフの心配するコメントも納得出来る。
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