大相撲名古屋場所が7月7日に初日を迎えます。
大相撲名古屋場所は最近の大相撲の中でもとりわけ見所の多い場所になりそうです。
そこで、大相撲名古屋場所の予想と見所を考えてみました。
まず、大相撲名古屋場所で最大の見所は誰が優勝するのかということです。
優勝の最右翼は、やはり白鳳と予想します。
今年の白鳳は1月場所こそ12勝3敗で優勝を逃しましたが、3月場所と5月場所は全勝優勝。
全勝優勝合計10回は歴代1位ですし、5月場所で達成した幕内最高優勝25回はあの朝青龍と並ぶ歴代3位です。
白鳳は現在30連勝、当然、もっと伸ばしたいところですす。
また、モンゴルの先輩である朝青龍の幕内最高優勝回数も抜いて歴代単独3位を狙ってくることでしょう。
歴代単独3位ということになれば、上には千代の富士と大鵬しかいなくなります。
特に大鵬を尊敬する白鳳の今場所にかける熱意はただならぬものを感じます。
大相撲名古屋場所の見所は他にもあります。
名古屋場所は大関 稀勢の里にとって綱とり場所になります。
先場所13勝2敗で準優勝だった稀勢の里は、名古屋場所の成績次第では横綱昇進も期待されます。
もちろん、稀勢の里自身も気合十分のようです。
ただ、稀勢の里が横綱に昇進するためには、相当の好成績が必要ですし、稀勢の里についてはその精神力も問われています。
終盤になるまで、いかに取りこぼしをしないで勝ち星を伸ばせるか、この辺りがポイントになりそうです。
他には、西前頭15枚目の蒼国来と西十両9枚目の大砂嵐の活躍も見所です。
蒼国来は大相撲の八百長問題で引退勧告を受けましたが、これに反発して裁判、裁判に勝訴したことで以前の地位で大相撲に復帰することになりました。
しかし、約2年間、取り組みから遠ざかっています。
稽古は続けていても実戦からは遠ざかっている。
どの程度の活躍ができるのか期待したいところです。
また、大砂嵐はエジプト出身では初の関取。
体格は恵まれていますがイスラム教徒であるため、場所中にラマダンがあります。
どのように体調を維持していくかが、成績に直結しそうです。
大相撲名古屋場所には多くの見所があります。
優勝争いの行方と多くの見どころを楽しみながら、大相撲観戦をしたいと思っています。
エンタメ・スポーツなどのトレンドトップへ
↧