ジェイソンキッドがネッツの新HCに就任したと、現地11日に正式発表がありました。 つい先日引退発表したばかりのキッドですが、殿堂入り確実の名選手が休むことなく現場に戻ってくるとは驚きです。 知的なプレーヤーなのでHCとしての才能もきっとあるのでしょう。 選んだチーム、ネッツと言えばおよそ10年前、キッドが全盛期に所属していたチームで、02年03年と2年連続でファイナルまで導いたチームです。 当時弱小チームだったネッツはキッドが加入したそのシーズン、いきなりファイナルに進出し、世間を驚かせました。 リチャードジェファーソンやケニオンマーティンらをまとめ、前年の26勝から一気に52勝にまで勝ち星を伸ばしたのです。 自身はトリプルダブルに近い成績を残しましたが、シーズンMVPの栄冠はティムダンカンの元に。 ダンカンの受賞は妥当なものだったとは思いますが、あまりにもセンセーショナルなその活躍に、自己成績以上の評価をしていたファンがほとんどで、ダンカンの受賞よりもキッドが受賞出来なかったことのほうが話題に上るほどでした。 晩年にはマブスで優勝リングの獲得に貢献したキッド。 コート内から指示を出すことはもうありませんが、コート外からその頭脳を生かした指示を出し、今年躍進を果たしたネッツを更に強くしてくれることでしょう!
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