最新のFIFAランクですが、日本は5つもランクを下げて37位となりました。 やはり先日のコンフェデレーションカップで3連敗したことは、いかに相手国が強豪ばかりだったとはいえかなりFIFAランクに響きました。 この37位というのは最近でも経験したことがないくらいのランクダウンで、南米ワールドカップ以前の45位以来の低いランクです。 それでも未だアジアの最上位の地位はかろうじて譲らず、40位のオーストラリア、43位の韓国、52位のイランといったワールドカップ出場を決めたアジア勢を上回っているのが救いです。 コンフェデレーションカップで優勝したブラジルですが、それまで史上最低位の22位でしたが、9位に急浮上となりました。 準優勝のスペインの1位、2位のドイツも変わらず。 ブラジルがトップ10復帰を果たしたブラジル勢ではコロンビアの3位、アルゼンチンの4位、と続いてます。 1(1)スペイン 2(2)ドイツ 3(7)コロンビア 4(3)アルゼンチン 5(5)オランダ 6(8)イタリア 7(6)ポルトガル 8(4)クロアチア 9(22)ブラジル 10(12)ベルギー 11(16)ギリシャ 12(19)ウルグアイ 13(13)コートジボワール 14(15)ボスニア・ヘルツェゴビナ 15(9)イングランド 16(14)スイス 16(11)ロシア 18(10)エクアドル 19(30)ペルー 20(17)メキシコ 21(25)チリ 22(28)米国 23(18)フランス 24(21)ガーナ 25(29)ノルウェー 26(24)チェコ 27(20)デンマーク 28(23)マリ 28(26)モンテネグロ 28(39)ウクライナ ~以下アジアランキング~ 37(32)日本 40(47)オーストラリア 43(40)韓国 52(67)イラン 58(58)ウズベキスタン 76(75)ヨルダン 85(87)UAE 99(101)オマーン 100(95)中国 101(98)イラク 105(108)サウジアラビア 104(101)カタール 106(112)タジキスタン 110(111)クウェート 112(114)北朝鮮 現在のFIFAランキングの算出方法は2006年に改訂され、それまでは直近12ヶ月の7試合を抽出してたものを直近48ヶ月の国際Aマッチ全てを参考にする方法へと変更されました。 それによって強豪国ばかりの中で切磋琢磨する南米やヨーロッパの国々のランクが上昇し、直近の試合で中位ランクの格付け国との試合ばかりしていた日本、アメリカなどがランクダウンしました。 ただ多くのサッカーファンからすると以前の方法よりも実態を反映している、との認識を得ていると判断されてます。 確かに、先日のコンフェデレーションカップの結果からすると、日本はとてもFIFAランク32位の国とは思えないほど、南米、ヨーロッパの競合国との差は歴然としてました。 現行のFIFAランクの上げていくことは日本にとって並大抵のことではありませんが、ランキング上位に名を連ねることがワールドカップでも強豪と伍して戦っていけるかどうかの試金石になるとも言えますね。。
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