今、日本へ外国人の訪日旅行は大きく出遅れています。 なぜ、他の主要国等と比べても大きく後退しているのでしょうか。 ひとつには、 多くの政治家も企業人も「井の中の蛙』的な発想で考えているから です。ちょっと言い過ぎ?と思う人もいるかも知れませんが、現実は、日本の社会 の閉鎖性と、政治の内向きな方向の中でモノゴトを決めているからだと思います。 一昨日より、オリンピック招致に向けたプレゼンのニュースが駆け巡っていま したが、 猪瀬知事ならではの発想で、 滝川クリステルや、 フェンシングの太田選手等のプレゼンも加え 無難に?~マイナス点無しということで、無事終了したようです。 このプレゼンというものは、 内容は勿論ですが、いかに対象となるべき人々 に感銘を与えるかがポイントであることはいうまでもありません。 しかし同時に、 他のIOC委員たちも、日本そして東京の状況はある程度分 かっていると思われますので(すでに何度も日本を訪れている委員もいます) 、あとは、 日本そして東京都民のムードづくりが一番のポイントになることも 考えられます。 様々な機会に、私自身も、 今こそ明るい話題がほしい! 東京オリンピック!! 久しぶりに、東京にも明るい話題が湧いてくるのでしょうか!? 東京オリンピック誘致に向けたプレゼンが昨日行われ、「東京の安全度」を 前面に、説明会というプレゼンが一応終了しました。が、その結果というものは だれにもわかりません。 しかし、ここ20年以上、経済の停滞と、私たち国民生活、特にサラリーマン世帯 の家計は大幅に以前と比較しても落ち込み、日本全体が沈み込んだような雰囲気 につつまれていましたが、何とか今年の9月には「明るいニュース」として「東京決定 だ!!」という知らせを聞きたいものです。 今回の招致活動にあたっては、最も心配された東京都民のオリンピックに対する関心 度合でしたが、何とか後半は、ここにきて70%台までこぎつけた、ということですから 、私たちの心の中にも、「もしかして・・??}という期待も膨らみます。 勿論、猪瀬知事の「失言」騒ぎもありましたが、何よりも、今、私たちが望んでいるのは 明るい日本、笑顔の見られる日本、そして東北の人々にもできれば励ましの、笑顔の ある明るい話題を提供してほしいということです。 現在、私たちも湾岸部近くに住んでいて、この地域を是非とも世界の人々に見てほしい 、そして最も自由な日本の社会と便利で何でもそろったニッポンというものを海外の 人びとに楽しんでもらいたいという思いを持っています。 長い間低迷し、ふさぎ込んだ日本の社会に、久しぶりの興奮と明るさをもたらして ほしいものです。 ・・・・というようなことを中心に、私も外部に訴えています。 まだ7年先のことですが、 訪日旅行の面でみると、 あまり海外からの観光客は要らない、という政治家もいるようで すが、 中国ひとつをとってみても、 約4億人が海外へ出かける時代になっていると思われます。 ということは、 今現在、 中国から100万人が訪れていますが、 なんと、2020年ころには 500万人が日本訪問という時代になっているかと思い ます。 いよいよ、日本も国際化の時代です。 まさしく日本に相応しい、開かれた国、歴史と文化とスポーツの国、日本が再び輝く日々を、 光り輝く時代が早く訪れてほしいと願っています。
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