イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラは、 ドイツ・ブンデスリーガのニュルンベルクに所属する 日本代表MF清武弘嗣の獲得を目指している。 しかし、 ニュルンベルクのマーティン・バーダーSD(スポーツディレクター)は、 アストン・ヴィラからの接触があったことを認めながらも、 放出に応じる意思がないことを明確にしている。 アストン・ヴィラは清武の獲得に、 800万~1000万ユーロという高額な移籍金を準備。 しかし、ニュルンベルクは応じる意思がないことを明らかにした。 マーティン・バーダーSDは、 「アストン・ヴィラには、清武を放出することには興味がないとはっきり伝えた。 このような問い合わせは光栄ではあるが、清武は来期もここに残る。」 とコメント。 2012-2013シーズンを10位で終えたニュルンベルクは、 さらに上位を目指していくためにも、スイスリーグのチューリッヒに 所属するスイス代表FWヨシプ・ドルミッチの獲得に向けた 交渉を行っているとのこと。 清武の契約は、2015年までとなっている。 来年移籍することになると、 1000万ユーロという高額な移籍金では、放出は難しいと感じる。 しかし、清武自身の目標である、 リーグ戦10ゴール10アシストを達成できれば、 さらなるビッククラブが清武の獲得に向けて、 動き出すだろう。 今季の清武は、リーグ戦で 4ゴール10アシストの活躍を見せ、主力としてチームを引っ張った。 清武には、今季からチェルシーを率いる、 モウリーニョ監督も関心を示しているとも報じられている。 間違いなくプレミア勢からは注目されている様子だ。 ワールド・カップ前となるシーズン、 ここでどれだけ成長できるかが、清武自身、 そして、日本としても注目すべきところではないだろうか。
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