武藤敬司が全日本プロレスを脱退、新団体設立に向けて動き出すことになりました。
武藤敬司が新団体を設立するのは8月または9月。
様々な問題が横たわっているので、すぐに新団体設立ということにはならない見込みです。
ところで、新団体に移籍する選手は何人くらいいるのでしょうか。
まだ流動的な面があるとはいえ、武藤敬司の他、新団体に移籍する選手は、船木誠勝、カズ・ハヤシ、近藤修司、KAI、 田中稔、大和ヒロシ、浜亮太、河野真幸の9選手と見られています。
一方、全日本プロレスに残留を決めたのは、諏訪魔、KENSO、SUSHIの3選手の他、バーニングよりフリー参戦している秋山準、潮崎豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志の合計8選手。
なお、他にも全日本プロレスにフリー参戦している選手などを含め、10名以上の選手が残留か移籍かについて明らかにしていないので、まだ流動的な部分はたくさんあります。
ところで、残留か移籍か、その決定に影響を与えかねない問題もでています。
それが違約金の問題。
全日本プロレスでは多くの選手が年間契約、つまり12月までの契約をしています。
残留する選手は問題ありませんが、移籍する選手には契約上違約金が発生します。
全日本プロレスの白石伸生社長は違約金の請求に消極的とも伝えられていますが、実際に決定するのは取締役会。
また、違約金の総額は2億円という大金なので、全日本プロレスが違約金を請求する可能性は高いとも考えられています。
新団体設立は高額なお金が必要になります。
そこへ2億円の違約金の支払い義務が発生したら、どうなるのでしょうか。
この違約金を誰が払うのかにもよりますが、新団体ではなく選手個人が支払うとしたら、考えを変える選手が出てくるかも知れないですね。
武藤敬司が全日本プロレスを脱退したことで、約半分の選手が新団体に移籍することが見込まれています。
ただ、これはあくまでも途中経過。
新団体設立が楽しみという面はありますが、どちらかといえば今後がどうなるのかとても不安です。
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