本日発売の「週刊文春」が、サッカー日本代表の本田圭佑の
「レーシック手術失敗疑惑」ではない
「深刻な『病名』」について報じています
今月4日夜に埼玉スタジアムで行われた2014年サッカーワールドカップブラジル大会
アジア最終予選・日本対オーストラリア戦では、1点リードされた日本が試合終了間際の本田のPKで追いつき、世界に先駆けワールドカップ出場を決めました。
文春の記事では、屈強なフィジカルが売りの本田が
「今年に入り発熱や腹痛といった怪我以外の理由で試合を欠場することが多くなった」
体調不良の理由として、レーシック手術の後遺症
ではないかと報じました。
昨年6月に新宿近視クリニックの広告キャラクターに起用されると
本田自身もレーシック手術を受けました。
その後本田を追ったドキュメンタリー番組『プロフェショナルの流儀 特別編』
(NHK)が今年3月に放送されると、ネット上では本田の眼に対して違和感が囁かれ
「レーシック手術の失敗」を疑う声が上がりました。
文春の記事では、レーシックに詳しい眼科専門医が番組の映像を見て
「眼瞼下垂の症状が出ている」とコメントしたり
0.4の視力を2.0に矯正したことについて「過矯正の可能性がある」と報じました。
しかし今回の文春では「『過矯正』による体調不良の可能性を指摘する専門家もいる」と前置きした上で
本田の「眼球がキョロキョロと左右に振れる」症状について注目しています。
記事ではレーシック手術の後遺症に悩む患者を多く診てきた医師が
「眼球が左右に揺れる『眼振』は、レーシック手術の影響は考えにくい」と文春の過去の報道を否定。
その代わりにサッカー関係者の声として「バセドウ病」疑惑を報じています。
■本田の所属事務所は否定
本田の「バセドウ病」疑惑については、以前からネット上で囁かれていました。
「バセドウ病」とは甲状腺ホルモンが過剰につくられる病気で
代表的な症状として「甲状腺腫」「眼球突出」
「動悸などの甲状腺ホルモンの過剰によって起こる症状」などがあるそうです。
他にも手足の震えや汗をたくさんかくようになる、また疲れやすくもなるそうです。
本田の所属事務所は文春の取材に対し
「レーシック手術の影響は一切ありません。体調も回復に向かっています」
と否定しています。
サッカー選手ではジュビロ磐田の山崎亮平
カズこと三浦知良の兄・三浦泰年もバセドウ病を患っていたそうです。
また、歌手の絢香は2009年にバセドウ病のため活動を休止しました。
他にもピンク・レディーの増田恵子
ロンドンオリンピック女子バタフライで銅メダルを獲得した
星奈津美もバセドウ病でした。
しかし仮に本田がバセドウ病だとしても、サッカーのような激しいスポーツをすることは可能でしょうか。
甲状腺治療を専門とする金地病院の山田惠美子院長に聞いてみると
「一応は適切な治療をすれば何をしても大丈夫」とのことです。
ともかく万全の体調で2014年サッカーワールドカップブラジル大会に出場し
日本チームを引っ張っていってほしいものです。
