斎藤佑樹投手が久々にマウンドに登っています。
斎藤佑樹投手の現在と今後はどうなるのでしょうか。
斎藤佑樹投手は2011年に鳴り物入りで日本ハムに入団。
2011年の成績は6勝6敗、防御率2.69.
大学卒の新人投手としては、まあまあといった成績でシーズンを終えます。
2年目の2012年はなんと開幕投手。
この試合で斎藤佑樹投手はプロ初完投勝利を挙げています。
開幕投手を務めたくらいですから相当に期待されていましたが、成績は5勝8敗、防御率3.98と先発投手としては寂しい成績に終わりました。
2年目のジンクスといいますが、斎藤佑樹投手の場合は肩の故障が成績に直結しています。
夏ごろから肩に違和感を感じていたそうですが、11月には右肩の関節唇損傷と診断。
一時は手術の話も出たようですが、投手にとって肩の手術はリスクが高いため回避。
じっくりと治していくということで2013年シーズンは2軍で開幕を迎えます。
そんな斎藤佑樹投手、2013年の5月から投球を開始。
6月30日には投球開始後、2度目の実戦マウンドに立ちます。
登板したのはイースタン・リーグの対ロッテ戦、2回を投げて4安打4失点。
肩の痛みはないとはいえ、1軍への道は遠いようです。
斎藤佑樹投手の現在はかなり厳しいようですね。
一説にはもう引退するのではないかともささやかれています。
でも引退は早すぎます。
斎藤佑樹投手が現在の状況を打破するためにはいくつかしなければいけないことがあります。
まず、肩の故障を直すこと。
手術を回避することができたくらいですから、治療とトレーニングである程度の回復は望めるはずです。
そのうえで必要なのは、腰回りの強化と肩の筋肉の強化です。
斎藤佑樹投手はプロの投手としては線の細さが感じられます。
特に腰回りは寂しい限りです。
同期の田中将大投手はプロ入り後腰回りが見違えるほど太くなりました。
投手にとって肩は大切ですが、それとともに下半身の充実も必要です。
以前は、150キロの速球を投げていた斎藤佑樹投手も現在はせいぜい130キロ後半。
いくら球腫が豊富で制球力が優れていてもこの球速ではプロで生きていくのは難しいものがあります。
肩と腰、特にこの部分を鍛えて体幹を強くすれば球速も上がっていくはずです。
斎藤佑樹投手が現在の状況を打破するためには、もっと自分の体をいじめる必要があるみたいです。
では、斎藤佑樹投手、今後はどうすべきでしょうか。
もちろん目指すは先発投手としての復活です。
現在の日本ハムは投手力が万全とは言えません。
斎藤佑樹投手が先発投手の枠に入ることは十分に可能です。
ただ、斎藤佑樹投手には抑え投手としての資質もあるような気がします。
抑え投手をするためにはいくつかの要素があります。
まず球速があること、そして制球力があることです。
おそらくトレーニングを積めば斎藤佑樹投手の球速はある程度までは復活できるような気がします。
そして制球力はそこそこ備わっている。
無理使いは禁物ですが、、斎藤佑樹投手は抑え投手としても十分に活躍できるのではないでしょうか。
斎藤佑樹投手の今後、十分なトレーニングが必要という前提はありますが、決して暗いものではありません。
先発投手、抑え投手、あるいは中継ぎ投手、チームでの役割はまだまだわからないものの、復活は十分に可能です。
2013年はともかくとして、2014年は復活した斎藤佑樹投手を1軍のマウンドでみたいものです。
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