土曜日に始まったツール・ド・フランス。ちょっとした波乱の初日となりました。
第一ステージはポルト=ベッキオ(Porto-Vecchio)からバスティア(Bastia)までの213キロ。
下記のとおり南から北へと海岸沿いに北上するコースです。
選手の一団がバスティアのゴールに向かって疾走している中、ゴールではなぜか大型バスが立ち往生。
その時の映像が下記。
大型バスは、そのままゴールを通り抜けようとしたようですが、車高が高過ぎて上部の看板にあたってしまい身動きできず。進退極まるとはこのことか・・・
正面から見ると確かに看板が斜めになってしまってます。
一方、ゴールに向かってひた走る選手たち。あと3キロというところまで来ています。
「こりゃちょっとひどい。なんというか、こんなのそうそうあることじゃないですねえ」と実況のアナウンサー。
などとやっているうちに、バスはゆっくりバックをし始めます。
どうやらタイヤの空気を抜き車高を下げたことで動けるようになった模様。
これで一安心。恐ろしい事態にならずに済みました。
さてレースの方はどうなったかと映像を見始めたとたん、選手の一人が転倒。
接近している中、ものすごいスピードで走ってますからあっという間に2〜30人を巻き込んでしまいました。
大きな事故には至らなかったようですが、危険と隣り合わせです。
で、結局、大型バスもいなくなったゴールにトップで入って来たのがドイツの選手でした。
とにかく初日が無事に終わってよかったです。ちょっとハラハラドキドキしました。
それにしても、目立ったのがVittelの看板。並の数じゃなかったですね。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、バスが来るのを待っていたが、切符が見つからない。焦ってポケットというポケットを全部探してみたがみつからず。結局、バスは目の前を通過して行った。僕が頭に来て『ばかやろう!』と叫んだとたん、口から切符が落ちた」
VDM (Vie de merde)より