プロ野球で使用されている、統一球が昨年までのボールと変わっていたことが、
日本プロ野球選手会が検証を求めた際に明らかになった。
以前からファンや選手の間で「今季からボールが変わったのでは?」と噂されていた統一球に
対して、ようやく認めたかたちだ。
日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーが12日の夜に都内のNPB事務所で会見した。
コミッショナーは「隠ぺいの事実は一切知らなかった」と自身の関与を完全否定。
「申し訳ないとは思っているがこれは不祥事ではない。」とも断言。
前日の11日には「加藤コミッショナーの同意を得て、ボールを変更した。」と語っていた、
下田事務局長は「記憶が混乱していた。コミッショナーにご迷惑をおかけする発言をしたこと事は
申し訳ない」と釈明し、事実を知っていたのは下田事務局長を含め、実務担当者3人だったと説明。
統一球の製造元のミズホに、口止めをしていたことも明らかになった。
公表していれば何の問題も無かったと思うが、隠していた理由は一体何だったのか、
はっきりしないままで、会見が終了した。
ボールを変更したとはいえ、12球団が同じ統一球を使ってる以上、条件は一緒なのに・・・
観戦しているファンからすれば、飛ぶボールのほうが面白いと思うが、
そもそも、統一球とは米大リーグのボール規格に合わせ、国際試合でも違和感なく試合に臨める
ようにするのが目的だったのではなかったか?
↧