巨人や大リーグで中心打者として活躍した松井秀喜氏(39)が、夏の全国高校野球選手権
大会が始まる8月8日、甲子園球場に現れ、開会式をスタンドから見届けることになった
とのニュースがありました。
そして、大会第1日目の試合もそのまま観戦。星稜高校時代の1992年の夏の大会で、
明徳義塾高校に5打席連続敬遠という洗礼を受け、伝説を作りました。野球界へ恩返しを
したいと引退スピーチで宣言した松井氏が､球児の原点から再出発することになります。
松井氏は5月5日、東京ドームで引退セレモニーとあわせ国民栄誉賞表彰式に長嶋茂雄
巨人軍終身名誉監督ともに出席しました。現在は米国で生活、7月28日にはヤンキースと1日契約をしての引退セレモニー、それから再び日本に戻ってくることになります。
関係者によると、松井氏は「本当に楽しみです」とコメント。「星稜が出てくれれば
うれしいんですけれども、どこが代表校になるんでしょうか」と、母校の後輩たちが
見事に勝ち上げってきて欲しいとの期待も。
日米でキャリアを積んでも「世界中､どこを見渡しても、甲子園のような大会はない」と
高校球児たちにとってのあこがれであり続けている聖地･甲子園に格別の思いを抱いて
いるとか。松井氏ならなおさらのことでしょう。
20年にわたる現役生活に区切りをつけ、5月の東京ドームでは球界全体へ恩返ししたい
気持ちを述べていた松井氏ですが、新たなステージへ進む第一歩として原点･甲子園を
選ぶのは自然の流れ。その後の動向が注目です。
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