6月29日の土曜日、自転車レースTour de Franceが始まりました。
なんと今年で100年目。第一回目が1903年ということですからすごいです。
当時の動画はみつかりませんが、今から50年前の1953年に、1903年のスタート時の模様を再現した映像があります(音声なし)。
第一回目のスタートは、現在のオルリー空港近くの町モンジュロン(Montgeron)にあるカフェAu Réveil Matinの前だったそうです。
見物人は皆1950年代の服装ですが、当事者の皆さん方は1903年の頃の衣装を身に着けています。
自転車も選手の出で立ちも時代を感じさせます。100年前ってこんな感じだったのですね。
そして実際の1953年はこんな感じです。
それから50年後の今年のスタートはコルシカ島です。
ジェット機が空にトリコロールを描いたら、パレードが始まります。その間に選手たちはスタートの準備。
100年後のツール・ド・フランスは華々しいですね。選手のユニフォームもカラフルです。
ここからまた100年後の人がこの映像を見たら、「時代を感じさせる」なんて言うことになるんでしょうか?
しかし、よく考えると、人間が二本の足でペダルをこいで進むという基本はずっと変わらないのでした。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、娘に盆栽を切られてしまった。母から譲り受けた100年ものの盆栽・・・」
VDM (Vie de merde)より