2点差は危険なスコア
[対戦カード]浦和レッズ -
セレッソ大阪 (30日18時 さいたま市・埼玉スタジアム2002)
[予想メンバー]
FW エジノ・柿谷
OMF 枝村・山口
DMF 扇原・シンプリシオ
DF 丸橋・藤本・茂庭・酒本
GK キムジンヒョン
控え 武田・山下・新井場・楠神・横山・南野・杉本
[みどころ]ナビスコカップ準々決勝第一戦は、セレッソ大阪のホームゲームで行われ、2-0で浦和の勝利となりました。中断明け初戦で動きの重いセレッソに対して、軽快な動きを見せた浦和が圧倒し得点差以上の内容で勝利しました。
セレッソが準備不足になったのは台風接近で練習試合が中止となったことも一因として挙げられます。調整不足からくる出足の遅さが前半から目立ち、後半でも巻き返すことはできませんでした。
2点のビハインドを背負ってアウェイを戦うこととなります。勝ち抜けるためには2点差以上の勝利が必須となります。2-0の場合は延長戦・PK戦へと突入します。1点差勝利および●△の場合はここで敗退となります。
第一戦ではセンターバックにDF山下達也を起用しました。茂庭負傷欠場後、好調をキープしていたことを受けての継続起用でしたが、茂庭も負傷から回復し万全の体制となっています。カップ戦を突破するにはベテランの経験が必要となります。新井場・茂庭といったベテラン勢の効果的な起用が望まれます。
一方の浦和は、第一戦を懲罰のために欠場したMF原口元気が今日の試合では出場可能となります。反省を形であらわすためには得点が必要となりますが、逆に原口が入ることで第一戦でのいいリズムが崩れる懸念もあります。
2点差は危険なスコアともいいますが、背水の陣で臨むセレッソ大阪がいかにして浦和を追い込むかが試合のポイントです。早い時間に得点を挙げれば浦和守備陣が大きく混乱すること間違いありません。
次にここ、さいたまスタジアムで対戦するのはJ1リーグ最終節。リーグ戦で好調を維持する両チームが12月の対戦でも上位対決、あるいは優勝を争う試合で対戦できるのか楽しみですね。
[そのほか]永年にわたりおなじみだった「ヤン坊マー坊天気予報」の公開が6月いっぱいで終了となります。地方テレビ局でのスポンサードは契約終了まで継続される(来年3月末までが多い模様)みたいですが、ウェブでは試合終了後数時間でお別れとなります。
長居スタジアムでの試合に何度も応援に駆け付けてくれたヤン坊マー坊も、最後の日のセレッソ大阪の勝利を期待しているはずです。ディーゼルパワー全開で最後まで走り抜きましょう!