【ウィンブルドン 2013 錦織圭 3回戦!】
大会6日目、日本の錦織圭が登場。
ベスト16入りを懸けたこの試合、相手は第23シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)。
格下相手だが、試合は予想外の結果になった。
試合は序盤、錦織が攻め第1セットを6-2でとる。
しかし、今日の錦織はいつもよりもミスが多かった。
それに比べて、セッピはミスが少なく安定したプレーで錦織のミスを誘う。
第2セットは逆に6-2でセッピが奪う。
第3セットも拮抗し、タイブレイクにもつれ込む。
結果、錦織がものにし第3セットを7-6でとる。
試合はこのまま錦織優勢に進むかに思えたが、どうも今日の錦織はミスが多い。
そのミスが原因で、第4セットを4-6で落としてしまう。
第4セット終了後、錦織がここでメディカルタイムアウトをとる。
腰辺りを抑え、ドクターに念入りにマッサージをしてもらう。
今大会、ケガや故障で棄権する選手が多いために、会場に暗雲に立ち込めた。
しかし、無事何もなく試合はファイナルセットへ。
ファイナルセット、互いにキープが続いたが、第7ゲームに試合は大きく動く。
錦織のサービスゲーム、ここでもミスが目立ち、なんとここにきてセッピにブレイクされる。
ここでのブレイクは大かった。
次のセッピのサービスゲーム。
今日のセッピは本当に安定していた。
きっちりここをキープし、スコアを5-3とする。
ここで追い込まれた錦織。
しかし、さすが錦織。追い込まれても全く動じず、ここをラブゲームでキープし4-5とする。
そして、ここでセッピのサービングforザ・マッチ。
セッピはここでも落ち着いてた。
サーブを丁寧にかつ、フラットの早いサーブを確実に入れポイントを重ねていく。
結果、このゲームをとり勝利を決めた。
錦織はここでまさかの敗退。
全英ベスト16入りはならなかった。
敗因は試合中盤のミスの多さ。
それに対してセッピはミスが少なくプレーが安定していた。
結果的に、お互いのアンフォースドエラーは錦織はセッピの2倍。
今大会、フェデラーやナダルの敗退でチャンスがあっただけに、ここで敗退はとても残念だ。
錦織は去年と同じく、全英3回戦で姿を消すことになった。
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