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栄光を捨て、ゼロから這い上がった青木宣親

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私の大好きなプロ野球選手に、今現在、アメリカのブリュワーズで大活躍している青木宣親選手がいます。 昔、ヤクルトに在籍していて、安打製造器という異名のとおり、首位打者を3回とっている青木宣親選手ですが、盗塁王にもなったことがあり、その他、得点や出塁率などでもリーグ一位を記録しています。 打撃がよく注目されてしまいますが、外野の守り部門でも刺殺や併殺でリーグトップをとった年もあります。 さらには、守備率においても、ヤクルト時代の2007年と2008年に .996 をマークしリーグトップに輝いています。 主なタイトルだけでも、首位打者:3回 (2005年、2007年、2010年)、最多安打:2回 (2005年、2006年)、盗塁王:1回 (2006年)、最高出塁率:2回 (2007年、2009年)となっていて、さらに新人王、ベストナイン7回、ゴールデングラブ賞6回と、イチローがメジャーに行ったあと、ホームランを除けば、日本の野球界の最強の選手と言っても過言ではないと思います。 その青木が、2012年に渡米しました。球団はブルワーズでした。 周りからは、打撃センスはいいけど、肩が普通か少し劣り、パワー不足で大丈夫かという声もあったようです。 事実、背番号こそ7ですが、過去の輝かしい実績があったのにもかかわらず、入団テストあり、低い年俸ということでの契約となってしまいました。 当初の扱いも4番目、5番目の外野手という扱いで、始めは代打や守備固め要因での出場がほとんどでした。 その後、監督から粘り強いバッティングが認められ、現在ではスタメンの外野手を1塁にコンバートしてまで、青木選手がライト1番で使われるようになりました。 今ではブリュワーズに無くてはならない1番打者になっています。 去年は日本人で8人目のメジャーでの規定打席到達者になり、打率.288(第19位)を打ちました。 妻で元アナウンサーの佐知さんとの間に2児を授かりパパになっていますが、これからも是非頑張ってほしいところです。 日本での栄光を全部投げ捨て、入団テストされ、低い年俸契約にサインしてまで夢であったメジャーの道を選んだ青木選手。 メジャーの中で下がってきていた日本人野手への評価をあげ、代打や守備固めから少しずつ、少しずつ、周りの信頼を積み重ね、今の地位を自分の努力で築きあげてきた青木選手に拍手を贈りたいです。    ♪ 攻めろ 青木 世界に輝くNo.1 疾(はし)れ 宣親 明日への扉を開け! これは、ヤクルト時代の青木選手の応援歌の歌詞です。 今、背番号はNo.7 になりましたが、このヤクルト時代の応援歌のように、見事、攻めてメジャー挑戦し、明日への扉を開きました。世界に輝いています。 これからも活躍し、是非とも、3割を打って欲しいなと思います。 いやいや、青木典親選手なら、首位打者だって狙えると思います。

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