$ 0 0 「男たるもの売られた喧嘩は絶対に買わなくてはならない、いいな、アンコニー」 僕の祖父が生前、お酒がすすむとよく言っていた台詞だ。 小さい頃から言われ続けたため、それが当たり前だと思っていた。 だけど元から温厚で、争いごとを好まない僕に喧嘩を売る人なんていなかった。 だから祖父のあの台詞は僕にとっては当てはまらない、一般的な考えなんだろうと思い続け、何十年かの時が流れた。 しかし、あの台詞が僕に適用される日が来るなんて夢にも思わなかった。 昨日までは・・・。 前回、iphone用の防水ケース『LifeProof』を買ったことを記事にした。 その記事に対してbgさんとリンガンガーさんからコメントを頂いた。 コメントを頂けるなんてホントありがたいことだ。 いやあ、嬉しいなあ、なんて思いながらコメントを読んでみると、その内容に背筋が凍りついた。 以下抜粋 bgさんのコメント >これいいですね。ぜひ60分お風呂につけていただきレポも(笑) リンガンガーさんのコメント >これイイですね。是非とも60分間お風呂につけていただきたいです ・・・ ・・・ ・・・ 確かにこの『LifeProof』はiphone用の防水ケースだ。 防水することが彼(『LifeProof』)の任務ではある。 だが、実際にこれを自分から水に浸す必要があるのだろうか。 メーカーが防水だ、と言っているのだからいいではないか。 たまたま水に浸かっちゃって、その時「ああ、ちゃんと防水されててヨカッタ」でいいではないか。 そんなに今は人が信用できない世の中なのか。 母さん助けて詐欺が蔓延しているからなのか。 そんな世紀末なのか。 とも思ったが、同時にこれは喧嘩を売られていると確信した。 二人とも「お前にはできまい」と言っていると。 確信と同時に祖父のアノ言葉がモワーンと浮かんできた。 や、やるしかない!今。 「ついにこの日が来たよ、じっちゃん。喧嘩買うよ!見ててよ、じっちゃーん」 遠くに浮かぶ雲を見つめ、心の中で祖父に誓った。 こうして、『LifeProof』を水に60分浸すコトにしたのだった。 長い前フリを終え、さて、材料です。水、ボウル、そして『LifeProof』です。 エイヤッ!ドボドボドボッ!水を上からかけていきますよ! 完全に浸かりました。浮かばないようにマグカップを重しとします。 さあ、ここから60分。大丈夫かな? 見えずらいかもしれませんが、なんか泡が出ています…ほ、ホントに大丈夫? さて、60分経ちました。一切針を進めたりはしてませんよ。さあ、どうなっているのでしょうか。 さあ、パカッと開いてみます、判りずらいですが、黄色いパッキンの外側には水滴がありますが内側には水を感じさせるモノは見当たらないぞ。素晴らしい! さあ、もう片方。こちらも内側は大丈夫そうですねえ、一安心。あ、あれ?iphoneは? すいません、チキン野郎の僕にはiphone本体を入れることなんてできませんでした。紙のパッケージを入れてみたのでした。 ていうか、よーく説明書を見てみると本体を入れてテストしろ、なんて一言も言ってませんでした。装着する前に必ずテストをしろと書いてあっただけだったのでした。大変申し訳ございません(汗)。 最初に見たのがこの英語版の説明書だった訳です、これみたら勘違いしちゃうでしょ(しないか)。 残念ながら今回、iphoneの実機は使わないでテストしましたが、問題ないようですね。なかなかの性能のようです。これなら本当に安心して使い倒せそうです。 ということでbgさん、リンガンガーさん、私の大変な勘違いで喧嘩をしてしまい申し訳ありませんでした(笑)。あと、お二人ともお風呂でと指定されていたのに、やりましょう、なんて言いながら、水ですいませんでした(笑)。 いつの日か実機を使ってテストをしますので(いつなんだ)、その時までお待ちくださいね、てへ。 ↓応援の意で押していただけると嬉しいです↓