成績はともかくとしてメジャーリーグでとりわけ人気のある選手と言えば川崎宗則選手。
日本の評論家のなかには川崎宗則選手程度の実力でメジャーリーグに挑戦するのはおこがましいという人もいるようですが、選手寿命の短いプロ野球選手。
挑戦できるのなら、どんどん挑戦してほしいですね。
ところで、その川崎宗則選手、成績不振でブルージェイズからマイナーに降格することになりました。
今季の川崎宗則選手のメジャーリーグでの成績は出場60試合、打率.225、1本塁打、17打点。
この成績だけを見るとマイナー降格も仕方ないかも知れませんね。
その降格のときいくつか驚くことがありました。
まず、監督が他の選手に川崎宗則選手のマイナー降格を告げたこと。
メジャーリーグは実力至上主義ですから単に一選手がマイナー降格になったからと言って、監督はわざわざそんなことを告げることはありません。
ロッカーの荷物がなくなったことで他の選手がマイナー降格に気づく、それが普通です。
また、川崎宗則選手のマイナー降格を知ったチームメイトがわざわざ川崎宗則選手の元へあいさつに訪れたそうですがこれも珍しい光景です。
他の選手はロッカーの荷物の有無で降格を知るわけですから、通常はあいさつなどできません。
これは、何といっても川崎宗則選手に付加価値がある何よりの証拠です。
成績不振でのマイナー降格は当然のこととはいえ、川崎宗則選手の明るさはかけがえのないもの。
それを監督もチームメイトも知っているからこその行動。
多くの日本選手がメジャーで活躍をしていますが、今までにこうした選手はいなかったように思えます。
監督やチームメイトに愛される川崎宗則選手、とても素敵です。
また、川崎宗則選手はマイナー降格でもまったくめげていません。
マイナーで練習をしてもっとうまくなろうと再出発を誓っています。
明るい性格とポジティプシンキングでのマイナー再出発の誓い。
きっとマイナーでの再出発が、今後のメジャーリーグでの活躍の糧になるはず、そう思いたいですね。
これからの川崎宗則選手にさらなる期待をしています。
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