テニス、ウィンブルドン選手権は24日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)は6-7、6-7、4-6でベルギーのスティーブ・ダルシに敗れ、初戦敗退となった。
2008年と2010年のウィンブルドンを含む通算12度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇り、わずか2週間前には前人未踏の8度目の全仏制覇を達成したナダルが、世界ランク135位のダルシを相手に大会史上まれに見る屈辱的な敗退を喫した。
ナダルがメジャー1回戦で姿を消すのはこれが初めてで、また全仏王者が同年のウィンブルドン初戦で敗れるのは1997年のグスタボ・クエルテン(ブラジル)以来のこととなった。