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2013-06-24

2013年6月23日(日)   “高床山”日帰りクラブラン

妙高市の会員MTさんのお勧めで、今回の日帰りランが出来ました。朝9時。金谷山BMX駐車場に今日の参加者5名が、決まりよく集合しました。副会長のKHさん、同じくTYさん。そしてNTさんとMTさんとボクです。快晴の天気予報ではなかったのですが、雨が降りそうにもありません。明るい曇り空で、暑過ぎもせず寒くも無く、サイクリングには丁度良い天候です。

TY副会長の挨拶の後、早速スタートです。9時10分です。MTさんの先導ですが、やたら速いスピードで「速過ぎますよ!」の声。「あゝ、そうですか。何だか後ろから急かされているみたいで・・。」そうなんですよね、先頭を走るって結構気遣いですし、速過ぎず遅過ぎずのコントロールが面倒なんですね。ですから後ろを見ないで走っていると、いつの間にか誰もいないって事にもなるんです。

ボクには未だ速いペースですが、何とかついていく事にします。山際の道を黒田や青田、そして宮内と走り、乙吉からサイクリングロードに入ります。“あらい道の駅”に着いたのは、9時40分でした。爽やかな6月の風に吹かれながら、田園風景の中を走りました。田の中で草取りでしょうか、農作業をしているおかあさんやおとうさんが前屈みになっています。

腰から背中そして菅笠を被った頭しか見えないほど、今は濃い緑の、稲の苗は成長していました。「お仕事ご苦労様です!」と心で思いながら快適なペダリングで走って来ました。
さあ、これから“妙高総合公園”です。MTさんの案内で進みます。聞いた事もないし、もちろん行った事もありません。どんな所でしょう。あっち曲がりこっち曲がりながら、大きく開けた視界の中に、スポーツ施設が沢山並んでいるのが見渡せました。

日曜日の今日、かなりの人達がスポーツをしたり又、広い芝生の所でファミリーで遊んだりしています。「ホント、こんな素晴らしい所があったんだね!」「こんな場所があるのなんて、ほとんど知れていないよね。」「もったいない事だよ。」それぞれに感想を述べて、感心していました。反対に目をやりますと、池があります。水源地でしょうか。この池もきれいに整備されていて、外周をウォーキングしたりランニングをしたりも出来ます。

家族か町内子供会か親子連れが緑の芝生に何組か遊んでいます。柔らかい陽射しが降り注ぎ始めました。経塚山を通過して、姫川原のコンビニで昼食を調達します。そして“高床山”の上り口には、大きなリスのモニュメントが有ります。これから高床キャンプ場までヒルクライムが始まります。10時30分。みんな一斉に走り始めます。「多分3~5km位だと思いますよ。」とMTさんはかなり大まか!行くしかないです。

ボクもスタートです。二つか三つのカーブで、もう前の人の姿が見えなくなってしまいました。坦々とペダリングします。センターギヤで暫らく頑張ってみましたが、リヤのギヤがもう既に使い果たしています。仕方無しに伝家の宝刀インナーギヤを使います。もう後がありません。比較的平坦かと見える所では、一つ二つとリヤのギヤをシフトアップして行きます。貴重な残りギヤにします。きつい勾配だけでもありません。

緩やかな坂道も有ります。中腹に来た時に、ここにも農作業をしている人の姿を見ました。
道端に花の咲いてる所も通ります。大きな杉の林の中を通る場所も有ります。こんな場所を通る時には、直射日光で照りつけられた体に、ヒンヤリとした空気が体を包んでくれて、体の疲労が一瞬回復するようです。時々右手の林が途切れて、新井の街並みが見下ろす事が出来ます。これも疲れを癒してくれます。

“南葉山”を上がっているような錯覚に陥りそうです。ずっと一人旅?を続けていましたが、やがて最後のカーブを曲がった所に、既に到着している皆さんの姿が見えました。「いやあ、お待たせ致しました!」と言えば良いものを、「交差点で道を間違えて、違う所に行ってしまって・・。」と照れ隠しを・・。笑いを誘いはしましたが、ボクは素直じゃないなあ!とも思いました。(困ったもんです)

流石にお腹が空きました。11時15分。少し早いけど昼食にします。今日は誰もいない、キャンプ用の水場で食べます。それにしても全く予想外の晴天で、出していた腕が、既に赤く日焼けをしています。管理棟が開いているようです。MTさんは「あそこに自転車を置きましょう。」と言う事で、食事後移動します。建物の影に寄り掛けて、“展望台”へ行きます。

久しぶりの土の道は、落ち葉が何層にも積み重なっているのでしょう。脚にソフトな感触が伝わってきます。みんなクリップレスペダルですから歩き難そうです。展望台から見る景色は、見晴らしも良いし、涼しい風にも当たって気分最高です。「城跡はどうします?」とMTさん。皆さん顔で相談し、「行って見ましょうか。」で、片道0,8kmを移動します。この道も先ほどと同じように、クッション良く足に優しい感触です。

“鳥坂城”は上杉謙信の出城で、見張りの為の城だったようですね。急な木の階段を降りたり、又上ったりしながらようやく辿り着きました。見晴らしが良く、向こうの山が良く見えます。この位置なら“たいまつ”等で味方に知らせる事が出来るんですね。TY副会長の解説で理解が出来ました。レース用のクリップレスペダルを履いているKH副会長とTY副会長は、歩行にかなり神経を使っているようです。

キャンプ場に戻ったのは、12時45分でした。自転車を置いて行った管理棟からおばさんが出て来て、MTさんと一言二言会話しています。「アイス食べようか。」との提案に誰も異存はありませんでした。火照った体にアイスの冷たさが口に広がります。13時。では、下山しましょう。上りの辛さに比べて、下りの何と速い事でしょう。あまりきつい勾配とカーブだと楽しくはありませんけどね。

あっと言う間に“リス”の所に着きました。ここからは交通頻繁でない道をMTさんは選んで進みます。少しの間は、何処を走っているか分かっていたのですが、段々位置関係が分からなくなって来ます。あちこち曲がりながら進む道は、見るもの見るもの目新しくて、飽きません。時々見覚えのある景色かと思う所もありますが、又しても小路へ曲がり込むと、頭で整理が出来なくなってしまいます。

突然“上百々”から“寺”に出ました。ここでMTさんは案内を終わり、新井の家へ帰ります。後は旧国道を高田市内に向けて走ります。そして南本町の手前を左折して、中田原からスタート地点の金谷山BMX駐車場へ一目散です。思いがけないほどの好天に恵まれて、半袖の腕が赤く日焼けしていました。ゴールは4人になっています。ボク以外は自走で帰ります。

「帰宅までサイクリングは終わっていません。」の、KH副会長の締め言葉通り、気を引き締めてお帰りなさいネ。今日の走行距離は44kmでした。では又。


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