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カテナチオ? ~コンフィデレーションズ杯 対イタリア代表戦

2周遅れな感じですが…。 3点も取れてしまった日本代表ですが、相手の守備の仕方によるのかもしれませんね。 イタリア代表は自陣でしっかりと守備ブロックを形成して、そこからカウンター狙いの戦術だったようです。前の試合から中2日とコンディションが整っていなかったためかもしれません。 両ボランチへのプレスが緩かったせいもあって、中盤でのパス交換がスムーズでした。中盤でパスが交わされることでリズムが生まれます。 リズムがいいから高い位置でのボール奪取もできる。先制点のきっかけになったPKを得たファウルは微妙でしたが、香川選手の2点目はそこに香川選手がいたことに意味があると思います。 それだけに失点を重ねたことに問題があると思います。 1失点目はCKから。この数試合でセットプレーからの失点が多すぎます。根本的に対策を考えなければならないと思います。 2失点目と4失点目は明らかなミスです。 ゴールラインでCB吉田選手がかわされたシーンは相手とボールとの間に体を入れる体勢が不十分だったことが要因です。体格では負けていなかった吉田選手だけに、しっかりと相手に体をぶつけてほしかったです。 4失点目は後半40分すぎという時間帯を考えたら大きくクリアすべきでした。CB今野選手の蹴ったボールは相手の足元へ。スルーパスを通されて決勝点を献上してしまいました。 どちらもCBの判断ミスであり、マイボールになった段階で攻守の切替をしようとする体勢でボールを奪われることで逆体になってしまっていました。 アジアでは相手のミスに助けられたりして事なきを得ていましたが、世界を目指すのであれば細かなミスを減らさなければならないと思います。 これは個の力という問題ではなく意識の問題であり、その時々の試合の流れからチームとしての意思統一ができるかどうかだと思います。 それにしてもイタリアの伝統ともいえる固い守備はどうしちゃったのでしょうか。岡崎選手のポスト直撃のシュートとその跳ね返りを香川選手がヘディングのどちらかが決まっていれば試合の趨勢も変っていたかもしれません。

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