巨人0対中日2
負け投手;杉内俊哉5勝4敗
2本のホームラン被弾は、杉内の油断みたいなものと言っていい。
2本とも初球であり、ストレートと変化球の差はあれど、真ん中高めの打ちごろの球。
打てない中日打線が何とかしようと思ったら、甘い初球は打って出てくるよ。
4番のルナをマークするあまり、その前後の打者に対する姿勢が甘くなったと言われても仕方のない投球だった。
杉内の出来は悪くなかったけど、良くもなかった。
2点で済んだのは、中日打線に当たりが出てない証拠で、その点は登板した相手に恵まれたと言っていいかもしれない。
今日の負けは打線とベンチワークかな。
2回、ロペス四球とボウカーの2ベースでノーアウト2,3塁。
これで点が入らなかったから、今日は・・・と嫌な感じがしたのが当たった。
村田はアテにできない状態が続いており、長野と同じ。
長野に至っては、せっかく出塁したのに坂本のサードゴロでうまく走塁しようとして中日サードのルナの動きにごまかされ、走塁死。
8回は阿部が苦手の小林から必死にヒットし、1死満塁になった。
打者ボウカーで、投手・中田。
コントロールが良くない中田は淡くって、カウント3ボール1ストライク。
ここでストライクを投げなくちゃいけない中日バッテリーは、ストライクを取りやすい変化球を配してくるのは分ってたはずだけど、ボールになる可能性の方が高い。
この状況で、ベンチはボウカーに待てのサインを出さなくちゃ行けないと思うんだけど、ボウカーは打って出てゲッツー。
この時点で今日の試合は終わったんだ。
もう1本が出ないときは、出やすくするよう、或いはもっと別の作戦で得点出来るパターンに持ち込まないと。
なんだか今日の試合は、阿部だけが攻守にわたって必死にプレーしてるように見えた。


