太平洋横断に挑戦をしていたニュースキャスターの辛坊治郎氏と全盲の岩本光弘氏。
6月16日に福島県の小名浜港を出港し、順調に太平洋横断を行っていました。
そして、6月21日には宮城県沖1200キロの海上まで航海を進めていました。
しかし、そこで原因不明の船体異常で救助要請。
何でも船体の下から衝撃なものがあったようだということですが、はっきりとしたことはまだ分かっていません。
その後、手動と電動で排水を行いますが、浸水が激しくなったため船体を放棄。
船に備え付けてあった救命ボートに乗り移り救助を待つことになります。
食糧などはまだ十分にあったようですが体温低下のため体力を消耗。
辛坊治郎氏と岩本光弘氏の二人は寄り添いながら体温低下を防いだということですが一時は万が一のことも考えたようです。
幸いなことに救助は成功し、21日の夜には厚木基地へ戻ることができましたが、辛坊治郎氏も岩本光弘氏も体力の低下、目標をかなえられなかったこと、そして多くの人に迷惑をかけてしまったことなどで意気消沈。
厚木基地で会見を行っていましたが、その落胆ぶりは見ていても気の毒でした。
もしかしたら、今後、マスコミなどからの批判があるかも知れません。
でも、今は救助が成功して、二人が無事で帰ってきたことを喜びたいと思います。
そして、少しでも早く元気を取り戻すことを願っています。
エンタメ・スポーツなどのトレンドトップへ
↧