日本(FIFAランク32位)はイタリア(同8位)に3‐4で敗れ、1次リーグ敗退が
決まりました。
敗戦にもかかわらず2点目の香川がマンオブザマッチ(MVP)を受賞し、日本
らしさを発揮した一方で、ザックジャパンとしては個の力不足による現時点での
限界も露呈しました。
世界に、カガワの力を見せつけた。
前半33分、CKからの攻撃が一度、クリアされたボールをDF今野が跳ね返し、
この高い浮き球に香川が反応。
密集の中で相手守備陣と競り合うと、相手ゴール前にボールがこぼれた。
一瞬のチャンスを見逃さず、体を反転させて左足でボレーシュート。
イタリアの名手ブフォンが一歩も動けない完璧なゴールでした。
惜敗に日本選手がうなだれる中、会場内に香川のマンオブザマッチ受賞が発表
されました。
MVPにあたるこの賞を、負けたチームの選手が獲得するのは今大会では初。
それだけ個人として強く輝いた香川だったが、「もったいないし、残念で悔しい。
いくらシュート数(日本17本‐イタリア12本)で上回っても、勝ち切らないと何も残
らない。すごく大きな差だと思う」と悔やんでいました。
世界トップのクラブで活躍しながら代表では結果を出し切れず「代表とクラブは別物。
一緒にすべきでない」と最近になってあらためて痛感していました。
3月のヨルダン戦以来、5試合ぶりの代表14点目にも笑顔はありませんでした。
「後半にチャンスはあったし、決め切れなかったのは大きな差。イタリアは全部決めて
きた」。香川が目指す場所はまだ上にあるんですね。
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