どうやら、元川崎フロンターレのストライカー、
鄭大世(チョン・テセ)選手が、韓国の国家保安違反容疑として告発され、捜査をされているということがわかりました。
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2006年~10年まで川崎フロンターレでプレイし、
その後ブンデスのボーフム、ケルンを経て、現在韓国のKリーグに所属しているようですが、
いったい彼に何があったのでしょうか?
そして、そもそも「国家保安違反容疑」とは一体何なのでしょうか?
ということで今回は、
●韓国の国家保安違反容疑とは
●事件の経緯と現状
の2本立てでお送りしていきます。
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◯韓国の国家保安違反容疑とは
鄭大世選手は今回、
この容疑にかけられて捜査されているということですが、
一体この「国家保安違反容疑」とはどういうものなのか、紹介していきます。
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簡単に言えば、これは
韓国という「国家」の危険因子となりうるような人間を、
捜査と審議にかけ、法律違反者として処理する、というものです。
※この法律はかなり曖昧であり、
どの程度で「危険因子」として判断されるかがわからないので、
かなり危険な法律でもあります。
鄭大世さんは、この容疑にかけられたということなので、
つまり韓国の危険因子となりうるような行動や発言をした、
ということになりますよね。
では、次の項目で、
鄭大世選手がどのような経緯で捜査にかけられるまでに至ったのか、
ということについて書いていきますね。
◯事件の経緯と現状
まず、鄭大世選手のプロフィールに触れておかなければならないので、
紹介しておきます。
鄭大世選手は、
●出身地 日本
●国籍 韓国
●サッカー代表国籍 北朝鮮
というかなり複雑な身の上にあるのです。
出身地は、愛知県名古屋市であり、
国籍は韓国のいわゆる「在日コリアン」でした。
しかしながら、朝鮮学校で学生時代を過ごしていたために、
本人は「心の祖国は北朝鮮」と語り、北朝鮮の選手としての出場も本人の願いだったようです。
しかしながら、韓国と北朝鮮の関係は、
お互いを「国家」として認めず、反国家「団体」としているような険悪な状態です。
そうなると、北朝鮮に心が傾いている鄭大世選手にとって、
韓国という国は相当いずらい環境だったはずです。
そして、今回、遂にその複雑な関係から問題が表沙汰になったのです。
今回の捜査の原因は、鄭大世選手の「発言」です。
その内容は、「金正日を尊敬している」
「北朝鮮が私の祖国」
というもので、
韓国リーグに所属している中で発言してしまったので、
これが韓国にとっての「危険因子」にあたると判断されてしまい、
現在捜査にかけられているようです。
幸い、まだ事実確認をとる、という極めて初歩的な段階なので、
おそらくは逮捕にまでは至らないと思います。
僕は、W杯の時の鄭大世選手に非常に魅せられ、尊敬しています。
今後も選手として頑張って欲しいです。
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