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全仏制覇のセレーナ、昨年の1回戦敗退をバネに

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全仏オープンテニス(French Open 2013)で11年ぶり2度目の優勝を果たしたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、前年大会(French Open 2012)での初戦敗退が今大会制覇への刺激になったと明かした。 決勝でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を6-4、6-4で下した31歳のセレーナは、オープン化されて以降の全仏では最年長優勝者となった。 現在、四大大会(グランドスラム)で通算16個のタイトルを誇るセレーナだが、昨年大会は1回戦でフランスのビルジニー・ ラザノ(Virginie Razzano)と対戦し、自身の四大大会のキャリアで最大の汚点となる敗退を喫した。この黒星の後、セレーナはこれまでに77戦74勝を挙げている。 その後のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)、ロンドン五輪、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)では立て続けに優勝を遂げ、今シーズンに入ってもブリスベーン国際(Brisbane International 2013)、ソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)、ファミリー・サークル・カップ(Family Circle Cup 2013)、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2013)でタイトルを積み重ねての全仏オープン制覇だった。 昨年末に開幕したブリスベーン国際から全仏オープン決勝までの43試合では、黒星を喫したのはわずか2試合となっている。 そんなセレーナは、「今でも昨年の出来事に腹が立っている」という。 「ただ、今回は前回よりリラックスした状態で大会を迎えることができたわ。昨年も調子を上げて全仏オープンに臨んで、今年も似たような流れになったけど、今年は自分に一切のプレッシャーをかけなかったから」 「1回戦敗退を経験したことで、1ポイントも守ることはないということに気付いたわ。守るべきものなんて何もないんだから。とにかくリラックスして、ここで自分がやりたいと思うことをやっただけよ」 「これまでも言ってきたけど、チャンピオンというのはどれだけ勝ったかによるものではなく、負の状態からいかに復活できるかにかかっている。それがケガだろうと、敗戦だろうとね」 「そういう時期から復活することで真のチャンピオンとなるのよ」と持論を展開した。 シャラポワとの決勝戦ではショットの精度の高さもさることながら、そのパワーが際立った。サービスエースを10本決めており、そのうち最終ゲームの3本は時速190キロメートルを超えた。 最終戦でこの武器を最大限に生かしたセレーナは、「私はマリア(シャラポワ)に比べてかなり小柄だから、何でこんな力強いサーブが打てるか自分でもわからないわ。幼い頃から(姉の)ヴィーナス(Venus Williams)と一緒にやってきたからかもしれない。姉のサーブはすごいから、私もあんなサーブが打ちたいと思ってきたから」と分析した。 「あの時はすごく緊張してた。リターンでは稼げないと思ってたのよ。冗談ではなくね。その前に打ったグラウンドストロークで30メートル近く外れたのもあったわ。だから自分にこう言い聞かせたの。セレーナ、エースを取るしかない、それしか選択肢はないのよってね」 (c)AFP/Dave JAMES

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