スポーツニュースでやってた、タヒチってプロチームが無いとか、
出てる選手は、別に職業を持ってるとか・・・
オセアニア王者として参加しているタヒチ。
選手のほとんどがアマチュア選手で、中には登山者もメンバーに含まれているというタヒチ代表だが、
各大陸王者が集まるコンフェデレーションズカップ。
グループBでは2010年W杯とEURO2012を制したスペインを筆頭に、
南米王者のウルグアイ、アフリカ王者のナイジェリアと強豪がひしめく。
そんななか、タヒチ代表のメンバーは、ほとんどがアマチュア選手で構成されており、
中にはヤシの木や山に登ることで生計を立てている選手もいるという。
プロ契約を結んでいる選手は、フランスでプレーしている主将のマラマ・ヴァヒルアのみだ。
DFを務めるルディビオンは、自然保護の一環で、山などに登ることで収入を得ているという。
エタエタ監督はまた「アマチュアとプロの選手の間には大きな差がある。
これはとても大きな隔たりだね。
だが、技術的にも肉体的にも我々はハードワークをこなす。
明日のナイジェリア戦は同格の相手ではないだろうが、準備は整っている。
我々はライオンのように戦い、国を代表するためにできる限りベストを尽くすよ」
「アマチュアサッカーのプライドを見せたい」と、
ナイジェリア相手の大金星を見据えている。
始まったナイジェリア戦は
17日、グループリーグB組の1試合を行い、
ナイジェリアがタヒチを6-1で下した。
B組の第2戦は20日に行われ、ナイジェリアはウルグアイと、タヒチはスペインと対戦する。
アフリカチャンピオン対オセアニアチャンピオンの対戦。
だがFIFAランキングはナイジェリアの31位に対し、タヒチは138位と戦前の予想は
ナイジェリア圧倒的優位の見方が強かった。
しかしスコア的には予想通りとなったが、タヒチは積極的なプレーで大善戦。
終盤は足が止まってしまい立て続けに失点を喫したが、
タヒチイレブンは可能性を感じさせるプレーでスタジアムを沸かせた。
3点のビハインドを背負ったタヒチだが、貪欲にナイジェリアゴールを目指す姿勢をみせる。
前半33分、MFスティービ・チョン・フエが持ち前のスピードで左サイドを突破し
シュート気味のクロスを入れる。
同43分には右サイドを突破したMFリッキー・アイタマのクロスにフエが飛び込む。
ともにわずかに中の選手と合わなかったが、諦めない姿勢に大声援が送られた。
すると後半9分、ついに歴史的瞬間が生まれる。
タヒチは左サイドからのCKを獲得すると、ファーサイドにいたMFホナタン・テハウが
打点の高いヘッドで合わせる。
角度のないところからの難しいシュートとなったが、見事枠内に収め、
タヒチにFIFA国際大会初得点をもたらした。
今度タヒチはスペインと対戦らしいが、どんなサッカーをするか
楽しみです。
こんなチームがあっても良いよね!
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