NBAファイナル2013が開催中ですよね。
ヒートVSスパーズの顔合わせとなった今回のNBAファイナルですが、
この両チームは非常に対照的。
スター揃い、スリー・キングスなるオールスター選手3人を揃えたヒートに対し、
スパーズはほぼ生え抜き選手。
日本の野球で言うと、巨人対広島みたいな感じです。。
ヒートのスリー・キングスは、世界最高の選手レブロン・ジェームス、ヒート生え抜きの
ドウェイン・ウェイド、インサイドの要クリス・ボッシュの三人。
レブロンはキャバリアーズから、ボッシュはラプターズからの移籍ですが、
この二人の移籍はかなり物議を醸しましたね。
特にレブロンは、NBAファイナルまで出場しておきながら、地元を捨てたということで
ファンからの反感は凄まじかったです。
当初はこの三人が噛みあうのかという懸念もありました。
果たして噛み合っているのか、能力を十二分に発揮しあっているのかについては
疑問もありますが、二年連続のファイナル進出と結果は残していますね。
そしてヒートの凄いのは、周りのシューター軍団。
レブロン、ウェイドともにインサイドへのドライブインが得意なパターンなのですが、
そこのマイク・ミラーやショーンバティエ、そして今年から加入したレイ・アレンといった
シューター軍団が待ち構えているので、攻撃力は凄まじいです。
レイ・アレンはさすがに卑怯でしょ。。
歴代最高の3P成功本数を誇るベテランシューターのレイ・アレン、
まさにピッタリの補強だったと思われます。
PGのマリオ・チャルマーズも外のシュートが非常にうまい選手ですし、正直弱点はインサイドだけ
だと思われます。
そのインサイドを補強するために『バードマン』クリス・アンダーソンを獲得しましたが、
やはりそれでもインサイドはスパーズに比べると劣っているように思えます。
ただし、ここで鬼のような活躍をするのがレブロンとウェイド。
インサイドにパスが通されても、絶妙なタイミングでカバーし、
場合によっては自分よりはるかに大きい選手のシュートをブロック。
レブロンはローポストからのアタック及びパスアウト、ウェイドはインサイドへの
飛び込み、OFリバウンド、体をひねりながらの難しいシュートなど、
薄いインサイド陣をカバーする働き。
ボッシュはインサイドでの働きはDF、リバウンドがメインで力強さには欠けますが、
得意のミドルシュートは厄介極まりありません。
正直、個々の能力ではヒートの方が高いと言わざるを得ません。
では今年はヒートがチャンピオンになるのかというと、そう簡単では無いのが
NBAの面白いところ。
バスケットはチームスポーツなのです。
次回はチーム力で勝ち上がってきたスパーズの魅力を語りつくしますね♪
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